LAの陽光が育んだ真摯なメッセージ……新星が満を持して日本へ!!

アメリカ・ユタ州のとあるハイスクールで出会ったRockin' TOSHとMARK DI IVERの2DJに、ふたりとはLAで出会ったというシンガーのASAKOという3人から成るグループ、SINGASUN。人の元気のよりどころとなるべく、 楽しくて優しくて温かくて、どこまでも前向きな彼らの音楽は、まるで絵に描いた抜けるような青い空。デビュー・ミニ・アルバム『RISINGASUN』には晴れ晴れとしたグループの姿が余すことなく全編で捉えられている。屈託のない思いをマイクへとぶつけていく3人は、彼ら自身のみならずリスナーの前にも広がる未来を明るい希望で満ちたものと信じ、軽やかに歌う。それは世にあまた溢れ、邦楽世界の大きな一角を占める曇りのないポジティヴィティーにまたひとつ身を寄せるものである。彼らが曲に落としていくダンスホールのしずくがどのようにその世界とリスナーに染み込んでいくかは、言うまでもなく彼らの今後にかかっている。HASE-T制作の“Sha la la”や、Home GrownのTANCOが手掛けた“One Way”が、まずはその突破口としてより耳を惹く楽曲となるだろう。