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第7回 ─ ダンシングヒーロー

パパも昔は憧れた、ダンシング・ヒーロー&ヒロイン大集合!(達也パパ)【B】

連載
ライド音タイム
公開
2006/04/13   01:00
更新
2006/04/13   13:29
ソース
『bounce』 274号(2006/3/25)
テキスト
文/ノンストッパー久保田 & ザ・シンデレラ・ボーイ

“It's BAD” 
80年代を代表するダンシング・ヒーローと言えば、TOSHIちゃんこと田原俊彦。デビュー前の久保田利伸が書き下ろしたこのナンバーはタイトルこそマイケルっぽいけど、実際にマイケルの“Bad”っぽい曲は90年のシングル“ジャングルJungle”だったり。いずれの曲も『BEST』(ポニーキャニオン)にて。

“困ったラブ・ソング”
〈金八先生〉の教え子ということで、TOSHIちゃんの後輩にあたる沖田浩之。デビュー前は、原宿ホコ天を賑わせていたダンス・パフォーマンス(?)集団、〈竹の子族〉にもいたバリバリのヤンチャ坊主。ソウルフルなAメロからルンバ調のサビへと強引に展開するこの曲は『ザ・ベスト』(ソニー)で!

“ミッドナイト・ロンリー・ビーチサイド・バンド” 
TOSHIちゃん似の錦織一清、ダンス・センス抜群の東山紀之、〈渡る世間〉の植草克秀から成る少年隊。87年に発表されたこの曲は、ブロウ・モンキーズの“It Doesn't Have To Be This Way”をモロにパクッた秀曲。『BEST OF SHONENTAI』(ワーナー)にもしっかりと収録。

“失意のダウンタウン” 
TOSHIと言えばもうひとり、久保田利伸。今年でデビュー20周年を迎えたそうですけど、ブラック・フィーリングを湛えたヴォーカル、ダンス、ソングライティングは、デビュー当時からかなり鮮烈でした。その始まりとなった86年のデビュー曲“失意のダウンタウン”(ソニー)はやはり名曲ですね、うん。

“OPEN YOUR HEART” 
フォルダで活躍していた小学生時代から、〈日本版マイケル〉だとかありがたくも重たい〈期待〉をされ続けてきた三浦大知クン。去年の復活は、ホントに嬉しかったなあ。この曲はファースト・アルバム『D-ROCK with U』(SONIC GROOVE)の中でもいちばんセクシーなダンス・チューンだと思うよ。

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