bounce読者&ブロガー参加企画〈Tracks' bouncin' back to back!〉。このコーナーでは毎月のテーマに応じて、皆さんのブログからのトラックバックを募集中。テーマ(お題)&bounceスタッフのエピソードを読む→ブログで個人的な音楽体験談(エピソード付きでね!)を綴ってトラックバックしていただく→次号のbounce誌で、トラックバックしていただいた方のお話などを紹介……と、ひとつのテーマをもとに皆さんのブログとbounce.comをつないでみよう!という企画です(トラックバックについての解説はこちらから)。「普段トラックバックをする機会がない」なんて方も気軽にご参加くださいね!
今月のテーマは……
「90年代(渋谷系)オブ my mind」
bounce.comでのオザケンこと小沢健二の4年ぶりとなる新作リリース・ニュースが、驚異的なトラックバック数を記録中! ということで、今回のテーマは〈90年代(渋谷系)〉! あの時代、あの音楽の思い出や忘れられない一枚など、いまだからこそ振り返りたいというアナタの熱い気持ちをじゃんじゃん語ってくださいね!!
・例えば、bounce&bounce.comスタッフならこんな感じ…
■yes, mama ok? 『modern living』
知識がセンスを乗り越える瞬間を一生懸命探ってた時代……だったんでしょうか?なんかみんな必死だったような気がします。このアルバムは、いまや音楽家としてよりも、芸人としての知名度のほうが圧倒的に高くなっちゃった金剛地武志氏のユニット〈yes,mama ok?〉のラスト作(解散してないけど)。渋谷系の文脈から逃れることができない作品だとは思いますが、本作にはセンスが知識を押さえ込んで勝利した瞬間が刻まれています。短いムーブメントの象徴的バンドに対して、〈時代のあだ花〉という呼び方をしますが、このアルバムはわずか2ヶ月で廃盤となってしまったため、あだ花どころか〈あだ種〉、〈あだ花粉〉程度にしかならなかったのが残念です。……と、ここまでyes, mama ok? 『CEO』のレビューを書いていたら「買える盤を選んでください!」という要求が来てしまったので、レビューはそのままで盤だけ変更。yes, mama ok? 『modern living』を選ばせていただきます。 *ヤング係長(bounce.com)
■PALE SAINTS『Comforts Of Madness』
プライマル・スクリーム『Screamadelica』やハッピー・マンデーズ『Pills 'N' Thrills And Bellyaches』など定盤以外ということで、ペイル・セインツの90年発表のファースト・アルバムを紹介。マッシュルームカットのド文系青年イアン・マスターズの聖歌隊みたいな美声と激しいノコギリ・ノイズ・ギター、うっとりするようなメロディー、クルックル変わるリズム・アレンジの組み合わせにいまでも燃えます。美しい音楽性ですが、初来日公演に行ったときに充満してた狂暴なムードがいまでも忘れられません。ついでに演奏のボロボロさも忘れられません。翌年にニルヴァーナの“Smells Like Teen Spirits”が出て大騒ぎでしたけど、自分のなかではペイル・セインツのほうが早いとか勝手に思ってたのもイイ想い出です(ニルヴァーナも大好きです。念の為)。*内田暁男(bounce.com)
■GIRL IT'S YOU、VENUS PETER、INK etc...
シブヤNOW?!? 太古にこんなような名前の生番組がありましたねっ!ってそんなことはどーでも良いのですが、いきなり脱線ゲーム、そうそう金原次郎なんてど-でもよいのですがここのところ粋のよい若者が少ないような気がします。やはり景気のせいなのでしょうか? いやネットで情報が簡単に手に入ってしまうからなのではとも感じます。ネットの無い時代(でもエレクトラックカフェなる日本初のインターネットカフェで瀧見さんも仲くんもDJしてましたけど)に好きなアーティストの情報を得るために皆「渋谷」という街の形態の情報サイトを足で訪れていたんですよね。新しいフライヤーやフリーペーパーに好きなアーチスト名を見つけたとき、カフェやクラブでの聞こえてくる気になるイベントの噂話やら、CDを買いに行ったら他の新作情報知って予約しちゃったり、ライヴを観に行ったら他のアーティストが見に来てて「仲がいいの?」とかとかとかとか。ネットがなかったお陰でそんなライヴ (生)なワクワク感が日常にあったからこそ、情報発信側と供給される側のコール&レスポンス=渋谷系の時代だったではないのかな。
2006年はすでにORIGINAL LOVEの新作やGIRL IT'S YOU(ELLIE&KEIICHI)、PIZZICATO FIVEはアルバム再編成化、インストとは言え小沢健二の新作、4月には卓球(電グル)&川辺(ソウルセット)のユニットInK結成!? などなどすごいことになっていますよ、皆さん。私は私で「先週小山田くんにVENUS PETERのライヴで会ったよ」なんて10年前かと思うような会話している今日であります! この2組も年内には何かやってくれそうです!
渋谷系復活なんてものではないですよ、諸氏の2006の熱い血潮を享受せずにいられないでしょう、もうこれは! *太田浩(ダンディ食堂)