bounce読者&ブロガー参加企画〈Tracks' bouncin' back to back!〉。このコーナーでは毎月のテーマに応じて、皆さんのブログからのトラックバックを募集中。テーマ(お題)&bounceスタッフのエピソードを読む→ブログで個人的な音楽体験談(エピソード付きでね!)を綴ってトラックバックしていただく→次号のbounce誌で、トラックバックしていただいた方のお話などを紹介……と、ひとつのテーマをもとに皆さんのブログとbounce.comをつないでみよう!という企画です(トラックバックについての解説はこちらから)。「普段トラックバックをする機会がない」なんて方も気軽にご参加くださいね!
今月のテーマは……
「カミングあうと! ~人には言えない私の音楽遍歴」
恥ずかし~くて、あるいは特に言い出すきっかけがなかったから言ってなかったけど実は……ってな、あなたの音楽遍歴/嗜好を、これを機に勝手に再評価するもよし! 隠し通してきた本当の自分をドバッと(さりげなくでもいいけど)さらけ出してくれーっ!!
・例えば、bounce&bounce.comスタッフならこんな感じ…
■ 南野陽子!?
まあ、今じゃエラそうに天下の音楽誌の〈なんとか長〉とか名乗ってて、ブラジルとかラテンとかに詳しい奴みたいなイメージだったりするけど、小6で初めてギターのアルペジオでマスターしたナンバーは海援隊の“贈る言葉”だったし(歌詞を噛み締めながら、まさに弾き〈語って〉たし、“人として”は音楽の授業でみんなの前で弾き語ったぜ、その後はマサシサダと尾崎豊とナガブチ・ナンバーをマスターしまくって、オザキなんて髪型から服装までマネして成りきってたよ、まあ、青学は数学が苦手だから落ちて近所の冴えない都立に行ってパンクスに変わっていたけどね、あ、あと擦り切れるまで聴いてたのは“ff(フォルテッシモ)”でブレイクする前のハウンドドックのアルバム全部だね)、同時にハマってたのはナンノね、南野陽子のことだよ。ジョー・ストラマーに成りきってテレキャスターを掻き鳴らしながらライヴハウスで暴れてても、家に帰れば部屋にはナンノの特大ポスターが3枚貼ってあって、ジェネレーションXとブルーハーツの後にはナンノのファーストを爆音で聴いてたな。今でも古~いカリプソやヴィンテージなジャズのレコードの後に、思い出したようにオフコース、来生たかお、ドッグ、松田聖子、トシちゃん(田原俊彦だよ)は良く聴くよなあ~。*にしおだいさくじょびん(ばうんす変酋長)
■ ウルフルズ!?
中学の時、めちゃくちゃウルフルズが好きでした。いや、いまでもかっこいいと思ってるので〈カミング・アウト〉ってほどでもないんですが、なにが赤っ恥かって、結構本気でトータスさん(あえて〈さん〉付けさせてください)と結婚したいと思ってたんです。鶴川商店街をただひたすら行進する“すっとばす”のプロモ・クリップほか、あの庶民的な派手さはまさに当時の私の理想。だから、いまでも“バンザイ”を聴くとちょっぴり悲しい気分になってしまうのです。とはいえ、ウルフルズがいたからライヴハウスへ行く習慣ができましたし、トータスさんがいたからサム・クックほかグッド音楽と出会えたわけで……いろいろ感謝してます。初彼氏よりも思い出深い〈男〉、それがトータスさんです。そんなことを言い切っちゃうあたり、やはり痛い子ですね。赤面です。ちなみに浮気性な娘とは裏腹に、うちの母はいまだにトータス・フリーク。*山西絵美(bounce編集部)
■ ニュー・ジャック・スウィング!?
小学校高学年頃、それはそれは当時大流行していた〈ダンス甲子園〉に私はかなり夢中だった。毎日、学校から帰ると録画したビデオを観ながら、ひとり自宅の居間にて(時には嫌がる友達を従えて)ダンスの強化レッスンをし、うざがる家族をわき目にダンスと音楽にのめり込んでいった。当時、番組でもよく流れていたヘヴィーD&ボーイズや アイドルとして人気絶頂だったボビー・ブラウンを始めとしたニュー・ジャック・スウィングが、(洋楽というより)音楽好きになった最初のきっかけだったように思う。今現在もヒップホップやハウス、ブレイク・ビーツなどやはりブラック・ミュージックに傾倒しているが、やっぱり私のルーツはニュー・ジャック・スウィングなんだろうなぁと思う。っていうか「恥ずかしいけど当時こんなの聴いてました」っていうより「恥ずかしかった私」って感じで主旨が変わってきちゃったけど(?)でもやっぱり、あの独特のビートとガイに代表される哀愁系のボーカル、そして爽やかなメロディーラインは男女問わず、昼夜問わず、聴いていて心地良い名曲がたくさんあるんです! あー‥サルエルパンツ(ラメとゴールドのアクセサリーは必須アイテム)に、ボックス・ヘアーが恋しい…。*五町なほ子(bounceアシスタント)