bounce読者&ブロガー参加企画〈Tracks' bouncin' back to back!〉。このコーナーでは毎月のテーマに応じて、皆さんのブログからのトラックバックを募集中。テーマ(お題)&bounceスタッフのエピソードを読む→ブログで個人的な音楽体験談(エピソード付きでね!)を綴ってトラックバックしていただく→次号のbounce誌で、トラックバックしていただいた方のお話などを紹介……と、ひとつのテーマをもとに皆さんのブログとbounce.comをつないでみよう!という企画です(トラックバックについての解説はこちらから)。「普段トラックバックをする機会がない」なんて方も気軽にご参加くださいね!
今月のテーマは……
「2005年、私のベストはこの一枚!!」
いよいよ今年も残りわずかとなってきました。みなさん、この一年も音楽と共に楽しく過ごされましたか? 春の新しい出会いと共に見知らぬアーティストに触れ、夏のフェスティヴァルを機に好きなアーティストが増え、秋には感動の一曲に涙しつつ、そして冬……。ということで、みなさんの〈2005年のベストな一枚〉を大募集します。どしどし参加して、ベストな一枚にまつわるおもしろいエピソードや一年の思い出を聞かせてくださいね!!
・例えば、bounce&bounce.comスタッフならこんな感じ…
magnolia 『nuts』
2005年は海とともに過ごした一年だったので、海に似合う、スロウな音楽に触れる機会が多かったです。まさに〈Slow Life Music〉でした。特にmagnoliaのライヴを見て圧倒された〈Surf Rock Trip〉が思い出深いです。ファイナルのライヴでは、さまざまなアーティストがひとつになって音楽に向き合う姿に、目頭が熱くなりました。ということで、magnoliaの『nuts』が今年の一枚です!! *岩崎容子(bounce編集部)
THE GAME 『The Documentary』
ベニー・シングスとメジャー・スウェリングス(プリンス・トーマス)と迷ったんですが……総合力でこれが大変印象的だったもので。でもいちばん聴いたのはオレンジ・ジュースのレア・ベスト『Tha Glasgow School』だったりします。個人的には、夏フェスなどの再結成モノに顕著だった〈懐かしがる〉感覚と、昨年同様正規盤を上回るアンダーグラウンド・ハウス系ミックスCD(-R)盤蒐集といった2極化が加速。時々わけがわからなくなりますが、いろんな音楽を長年聴いてきたからこその楽しみがいまどんどん花開いているのかなとか好意的に解釈しています。 *内田暁(bounce.com)
FAT FREDDY'S DROP 『Based On A True Story』
オーディオ貴族の巣窟、秋葉原〈ダイナミック・オーディオ〉の上階を右往左往しながら財布のレンジの狭さを痛感していたら、近所の友人がデーンと6万円の電源タップを購入。で、そのタップを通して今年買ったアレコレを聴いてみて戦慄を覚えた一枚が、ニュージーランドのダブ・バンドのコレでした。ダブというよりは上質のR&B(例えばアンプ・フィドラーのような)に近い空間美にウットリ。来年も自分の人生は棚にあげて、身近なオーディオ貴族の部屋でナイス・リスニング・ライフを堪能していきたいと思います。次はD/Aコンバータとか!? *原田亮(bounce.com)
RYAN ADAMS 『Cold Roses』
歳を取ると一年過ぎるのなんてあっという間、という話は誰かの口からこれまで死ぬ程聞いてきましたが、ヤング係長なんて名前で原稿書いてる割にヤングじゃない(これ何度も言ってる)自分もこの季節になるとやっぱり「早いな~」と思ってしまいます。そんなノットヤング層に聴いて欲しいのがこの1枚。ヘロヘロで破天荒なダメ野郎が見せたセンシティヴな一面が沁みてしょうがなかった。フジロックでは初来日なのに途中で帰っちゃって不完全燃焼感バリバリだったので、来年は単独来日して欲しいなぁ。あと、ここ数年続いているニュー・ウェイヴのお宝再発モノもよく買ったし聴いておりました。 *ヤング係長