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第18回 ─ ゲスト:羽鳥美保

第18回 ─ ゲスト:羽鳥美保(2)

連載
月刊太田・ダンディ食堂 
公開
2005/10/20   14:00
更新
2006/07/20   19:24
テキスト
文/羽切 学


 というように世界を舞台に、ミュージシャンやアーティストからモテモテで大活躍されたチボ・マット。その後ゴリラズ、ビースティー・ボーイズのアルバムへの参加、ベックのギタリスト、スモーキーとのユニット、Smokey & Miho名義でのアルバムなどを経て2005年、遂に羽鳥さんのソロ・アルバム『Ecdysis』が完成しました。が、話は羽鳥さんが産まれていない1970年になぜかタイムスリップ。

太田:東京五輪までホント車が少ないんだよ。ビックリするよ。

羽鳥:そうなんですよね。ロシアの映画で「惑星ソラリス」ってあるじゃないですか? あれの未来のシーンって日本で撮影したらしいんです。たぶんこのあたりの首都高だと思うんですけど、ありえないくらい車が少ないですよね。全然走ってない!(笑)

太田:あれってそうなんだー。あの大阪万博の記録映画のDVD見ました? すっごい長いの。4時間くらいあるんじゃないかな。途中各国の入場パレードみたいなのがあるんだけど端折ればいいのに全部入ってるんだよー(笑)。

羽鳥:(笑)。わたし、体験していないですけど、万博'70ってすごいファンタジーを感じるんですよ。

太田:というか、気が狂ってるでしょう?!(笑)あんな東京ディズニーランドにもないような建物とかホントにボンボン建てちゃったんだから! でも僕は連れて行ってもらえなかったんですよ……切手買っただけ。

羽鳥:すごい人が行ったんですよね?(※のべ6,400万人)うちの親戚のおばさんとかも2、3回行ってたらしくて、わたしが興奮して「ガス館どうだった?」とか訊いたりするんだけど何にも感想がなかったり(笑)。

太田:アハハハ! 当時、もうみんな行ってたからね。あれは買ってます? 「タイムスリップグリコ〈大阪万博編〉」(食玩)。

羽鳥:〈ガス館〉が欲しいんですけど。

太田:あっ、〈ガス館〉はなかなか出ないですよ。オークションで1,000円しますから。

羽鳥:えっ!(笑)そんなに。

太田:〈月の石〉はよく出るんですけど。

(中略。さらに食玩の話へ↓)

羽鳥:黒澤明シリーズ(よみがえる巨匠の現場)。ニューヨークでひとつもらったことがあって。黒飴がすごいの!(黒澤監督も愛飲したプロポリス入りの黒糖滋養丸)あの監督グルメだから。

太田:(笑)グルメでしょう?

羽鳥:黒澤監督のフィギュアが欲しいんです。

太田:カッコいいよね。

羽鳥:わたし、黒澤から円谷っていう流れは日本の重要なカルチャーとしてつながってると思ってて。10年くらい前に私がアメリカに行く時、いろいろ日本の思い出の品を選んでカバンに入れてて……。

太田:戻ってこないつもりだったんですか?

羽鳥:うーん、どうだったんだろう。で、そのなかになぜかウルトラマンの絵本(笑)とカネゴンの人形も入ってて。

太田:(笑)男の子みたい! でもウルトラマンはすごいよ! 毎週あんなわけわかんない怪獣とか怪人が作られてたんだもんね。

羽鳥:あれってギリシャ彫刻の影響とかも入ってるし、あの怪獣とか怪人たちのイマジネーション豊かなこと。

太田:そうなんだよね。外国の人にいざ「日本って何?」って言われた時にすごく困るって話を友達としていて。いまさら僕らが歌舞伎とか言われてもわからないじゃないですか?

羽鳥:そういう時にカネゴンとか説明できるほうが(笑)。

太田:絶っ対いいですよ!

羽鳥:でもなんか、みんな何かのアーカイヴをしてるんですね。

太田:そういう時期なんですよ。今おいくつですか? 僕は27歳くらいから始まってますから。

羽鳥:そうやって何かを集めているじゃないですか? オタク・カルチャーって言っていいのかな? それって、これからなんかいい時期を迎えるような気がする。

太田:いい時期!!?(笑)ホントに??

羽鳥:(笑)わからないけどね。

という〈日本が世界に誇るもの話〉でした。さてソロ・アルバムの話もちゃんと伺っていますよ。お楽しみに。

羽鳥:アルバム・コンセプトみたいなのはなかったんですけど、できあがって聴いてみたら〈あっ〉てわかることがあって。

太田:聴けばわかりますかね?

羽鳥:わかるかも知れない。うん、わかると思う。

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