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第13回 ─ ゲスト:日暮愛葉

第13回 ─ ゲスト:日暮愛葉(2)

連載
月刊太田・ダンディ食堂 
公開
2005/03/24   16:00
更新
2006/07/20   19:24
テキスト
文/羽切 学


というわけで『Platonic』という名前のアルバム。中身はというと。収録全13曲はプロデューサーに砂原良徳、小山田圭吾、中村弘二(ex.SUPERCAR)、ASA-CHANG、羽鳥美保(ex.CIBO MATTO)、青木裕(downy)を起用したコラボレイト・アルバム……って大変なことになってそうじゃないですか!

太田:参加したアーティストが凄すぎですね!

愛葉:贅沢しましたねー。

太田:こんなにコラボレートするのも……?

愛葉:生まれてはじめてですよ。人にプロデュースしてもらうのって死んでも嫌だったから、前は。それが喜んでお願いしますって感じで。

太田:作詞作曲は自分なの?

愛葉:そうです、全部。で、みんなに料理してもらって。

太田:小山田くんプロデュースの曲とかどうでした?(10曲目“mermaid”)

愛葉:仲良しだからあんまり新鮮な話題がないんだけど(笑)。

太田:感激スイッチ入ってないじゃん!(笑)

愛葉:曲を作ってる時は感激スイッチ入れなくてもいいの! スイッチ入れてたら躁の状態になりすぎて昇天しちゃうかも知れないから(笑)。小山田くんとやった“mermaid”はすごいおもしろい曲で。わたしが作った歌を、ドラムとかも全部バラして。4小節の中に一個も同じ展開がないんですよ。音も。同じ音がないの。すっごいむずかしい曲で。

太田:へえ~。

愛葉:結局6時間くらい歌ってて。

太田:えええっ!!!!!

愛葉:歌入れって、わたし大体一発ですけど。“mermaid”は40回くらい歌った。大変だったけど楽しかった。わたし、レコーディング1曲につき1回は泣くんですけど。思ったようにできなくて。卓球の愛ちゃんみたいに(笑)。

太田:(笑)。

愛葉:“mermaid”の時は泣かなかったですね。

太田:まりんさんのは?(3曲目“living source”)

愛葉:もうすごい大好きで! わたしミカド(※82年にデビューした仏テクノ・ポップ・デュオ)とか大好きだから勝手にそういうイメージで。

太田:ミカドってあのミカド?! そんな曲なの?(笑)

愛葉:わたしがアイドルっぽい曲とか、歌謡曲っぽい曲が好きって言ってあって。80年代のポップ・アイコンの。そうしたらまさか日本のを研究してくるとは思わなかった(笑)。

太田:アハハハハハッ!!!!!!

愛葉:これがわたしの曲?っていうくらい生まれ変わって。ウキウキでした。

太田:ナカコーは?(9曲目“fall apart”)

愛葉:ナカコーくんはね……しゃべらない(笑)。

太田:(笑)、スイッチが入ってない?

愛葉:いや、お色気スイッチが入ってて(笑)。すっごい色っぽいんですよ。そばにいるとムンムンしてるんですよ。疑似恋愛しちゃいそうな感じだった。そういう感じはする。彼のアレンジもおもしろかったですけど、歌も歌ってもらって。(4曲目“Naked Sun”)

太田:おおっ!

愛葉:歌手として参加してもらったの。うまくて、色っぽくて。ギターアレンジをしてくれた小山田くんが〈ああ、いい声だ〉って唸ったくらい。すっごいいい声。歌詞が愛をうたってて70年代っぽい……。

太田:デュエットなの??!!

愛葉:デュエットだよお!(笑) ステージにもし立つとしたら2人で立つもん。うん。

太田:まりんの歌謡風の次がデュエット?!!! いい構成だな。

愛葉:downyの青木くんの曲はすごいトラックもの(5曲目“till the time comes”)。そういうのはじめて。すごいプラトニックな感じになってヤバめ。美保ちゃんのは……(6曲目“Secret”と、アルバム未収の“Over”はシングル“Silly Girl”に入ってます)。

太田:“Over”はすっごいポップな曲だった。

愛葉:そう。それは最初ジェームス・チャンスみたいな曲を最初書いてて。前ノリな、カッティングのギターが〈ジャッ、ジャッ!〉って入ってるイメージだったんだけど、美保に渡したら、すごくバックなビートのリズムにしてくれて。昔のノー・ニューヨークとかDNAのあたりって、パンクもそうだけどファンクの流れもミクスチャーになってて。そういう感じがするなーって。

太田:楽しみだな! コラボレート・アルバム。あ、ASA-CHANGのおもしろい話はないの?〈1曲目“ユメミタイ(cherish my life)”〉

愛葉:ASA-CHANGはね、いるだけでおもしろいんだよな。置き物みたいでかわいいし。

太田:(笑)一言一言がね、面白いよね。

愛葉:あとワハハハ!って笑ってすぐにシーンとしたり。読めないよね。ASA-CHANGが一番読めない。

太田:自分で失笑してるよね。

愛葉:そうそう! 声裏返してね(笑)。で、とにかく〈イイ!〉とかしか言わないから。おじいちゃんみたいなの。でも素晴らしかった。

太田:そっか~。今回レコーディング楽しかったんじゃないの? いろんな人が出入りしたから。

愛葉:楽しかった。すっごい大変なところもあったけど。良かった。いろんな人の個性と自分が混ざりあうとどうなるかがわかったし、まだまだやってみたいなと思ってる。

 おいおいおいおい、一体どーなってるんだ、このアルバム!? 愛葉さんとダンディ・オールスターズによるすごい作品『Platonic』は5月25日発売とのこと。ちょっと先だけどプラトニックな妄想連合のみなさんは妄想を膨らませて待ってみて下さいね。

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