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第35回 ─ FUTURE SHOCK

第35回 ─ FUTURE SHOCK(2)

連載
Discographic  
公開
2004/10/14   17:00
ソース
『bounce』 258号(2004/9/25)

SOUL SCREAM 『TOUR2002 FUTURE IS NOW』(2002)

  オーサカ=モノレールと共に敢行した全国ツアーの模様をコンパイルしたライヴ盤!! アルバム『FUTURE IS NOW』をライヴ感たっぷりに再現し、会場の熱さも直に伝わってくるよう。魂の叫びを感じるにはうってつけの一枚だ。(稲村)

OZROSAURUS 『JUICE』(2003)

  先行シングル“HEY GIRL”のヒットを受けて登場したセカンド・アルバム。SUBZERO、Lucha、Knockといった新しいトラックメイカーたちがMACCHOのさらなる進化を促し、リリックやフロウからも新生面を感じさせる傑作!!(稲村)

ROMERO SP 『ROMERO GONE WILD VOL.1』(2003)

  今もって完全なる正体は不明(?)の集合体、ROMERO SP。MACCHOやF.U.T.O.を中心に横浜周辺人脈で固められたこのミックステープ作は、リミックスやエクスクルーシヴなど、ここでしか味わえない濃い曲ばかりがギッシリ。(小野沢)

Mr.BEATS 『BEATS JAPAN』(2004)

  SOUL SCREAMのDJ CELORYのソロ作。MACCHOとTOKONA-Xをフィーチャーした先行シングル“BONDS”に顕著だったMCを活かすビート作りを基本に、それ以上のものを引き出すセンスを再認識させる充実した内容である。(小野沢)

SOUL SCREAM 『The positive gravity~案とヒント』(1999)

  スピリチュアルな姿勢を前面に打ち出し、独自の世界観を構築した入魂の初フル・アルバム。当時の日本のシーンにとってもエポックとなった作品で、メジャー感のあるDJ CELORYのトラックはいま聴いても心躍るものだ。(稲村)

VARIOUS ARTISTS 『SYNCHRONICITY 2nd SESSION』(2000)

  国境を超えた日米コラボ・コンピ第2弾。イントロを務めるのはマーリー・マールで、他にもアングラの実力者たちとFUTURE SHOCK勢が技と技をぶつけ合う味わい深い内容。メンツと質の高さに文句なしの作品だ。(小野沢)

SOUL SCREAM 『FUTURE IS NOW』(2002)

  個々の活動の成果を持ち寄ったような力作。先行シングル“あした FUTURE IS NOW”のような新機軸のビートが中心だが、YOYO-Cのアーシーなヴァイブスに巻かれた“緑の森”が出色。BOOや中田亮(オーサカ=モノレール)も参加。(轟)

DJ PMX 『NO PAIN NO GAIN』(2002)

  DS 455で活躍するPMXのトラックが高品質なものであることはもはや定説。このシングルでも、表題曲の哀愁度高めのトラックがZEEBRA、MACCHOという2大エースの静かに燃える男魂を刺激。言葉とトラックが見事に重なり合う名曲に。(小野沢)

ZEEBRA 『TOKYO'S FINEST』(2003)

  シーンのアイコンとしての自覚から選ばれたのは、ダンス・ミュージックとしての機能を最優先したキャッチーなヒップホップ。完全なるフロア対応サウンドであり、ポップであり、なおかつヒップホップな内容はZEEBRAにしか成し得ない技だ。(稲村)

般若 『おはよう日本』(2004)

  妄走族の特攻一番鬼、般若のソロ・アルバム。吐き出す言葉の生々しさと視点の鋭さ……独特の緊張感を体感できる、日本では数少ないロウなヒップホップ・アルバム。確かなスキルで語られるリリックからは生まれ育った東京への愛情も感じられる。(稲村)

ROMERO SP 『The R』(2004)

  MACCHO、F.U.T.O.、RUDEBOY FACE、秋田犬どぶ六といったフロントマンの強烈な個性が、DJ SN-Z、Lucha、Knockら強固なバック陣とぶつかり合う超絶ファースト・アルバム。世界標準のビートにマイク・テクニシャンが集ったスケールのデカい一枚。(稲村)

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