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第3回 ─ バウソス.com 番外編:bounce女性編集部員が綴る、FUJI ROCK(ちょい)センチメンタル手記

連載
オレらの 夏 フ ェ ス 予習・復習帳 03 
公開
2003/07/31   13:00
更新
2003/07/31   19:18
テキスト
文/立野 幸恵

bounce編集部員がお届けするコラム・コーナー〈バウソス.com〉、今回は番外編。先週末に行われた〈FUJI ROCK FESTIVAL '03〉の模様を編集部の紅一点、立野隊員がご報告しちゃいます。今年はあいにくの悪天候でしたが、現場はどうだったんでしょう?

 ここしばらく、かなり狭いエリア(渋谷から30分圏内)に生息し、ほぼそこから出ずに過ごしていただけに、パフォーマンスはもちろん、森の空気や水、木々のざわめきなんかも噛みしめようと胸を弾ませていたのですが、降り立った第一歩が粘土状の土に埋もれてしまい……一瞬、幼少の頃に一度だけ経験した〈田植え〉を思い出してしまいました。
 
 そんな26日の夕方にたどり着き、27日の深夜、〈Rookie A Go Go〉で燃え尽きるまで、今年の〈FUJI ROCK〉で特に印象に残ったものを少し綴ってみます。はや1週間が立ちますが、みなさんの心には何が残りましたか? 

 まず、今年登場した〈ORANGE COURT〉まで軽く散歩してみましたが、出来立ての一方通行の道(木製の)がすばらしかったですよね? 歩きやすいし、ライトアップもムーディーで良い。お洒落なカフェとかにあるような☆の照明が連なっていて、通路を挟んで両脇に茂った緑のなかに、もっとでかい☆の照明が設置されていた。うん、デートコースにぴったりですね☆ あ、そういえばデートコース(ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン)見逃したこと、後悔その一です。

 で、昨年同様、やっぱりどこも混み混み。勝手なことを言えば、この半分くらいのオーディエンスだったら……もーちょっと観やすいのにな……〈もちブタ〉(編集部注: FUJI ROCK名物。地元越後豚の串焼き)もあの行列が半分だったら並んだのに! などなど今年も行列&行列でしたが、2日目の〈WHITE STAGE〉においては、もう、それどころじゃなく、盛り上がりました。お手洗いに並んでも、ちょい坂上に設置されていたため、逆にステージがよく観えたし。クラムボン、(原田)郁子さんの伸びやかな歌声に酔いしれつつも一つ感じたことは、彼女のソロ・ワークが大好きなので、そっちを活性化して欲しいなーとか。やっぱ切に願ってしまったのでした、あの大舞台においても。そしてROVOです。勝井さんのヴァイオリンさばき……す、スゴかった!! ラスト数分のプレイは猛烈にヒート・アップしてました。やっぱライヴ・バンドだなーと痛感。圧巻のパフォーマンスでした。

 そうそう、慣れない泥沼通行により、今年は一段とふくらはぎがパンパンに腫れ上がってしまいました。ROVOを堪能した後、マッサージ屋さん(朝霧JAMの坂上)があると聞き即ダッシュ。しかし4時間待ちだったため、断念……。その後、身体を引きずるように〈GREEN STAGE〉へ向かい、日本初ステージとなるエヴァネッセンスのパーフォーマンスを遠目で確認。初だなんてとても思えない迫力のパフォーマンスを体操座りで堪能しました。

 いろいろありましたが、一番楽しかったステージは?と訊かれたら、シャトー・フライトでした。バキバキのハウスに、激!甘~いラヴァーズみたいな(ボブ・マーリーだったらしい)ナンバーを突っ込んできたとき、LOVEとかPEACEとか、いろんなものが頭を巡りました。あれは良かったです!
 
 その他もろもろ、8月25日発行のbounce9月号でもレポートしますので、お楽しみに~。

▼ 文中に登場した〈FUJI ROCK〉出演アーティストの作品をご紹介。