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第2回 ─ 礼をする

第2回 ─ 礼をする(2)

連載
野 狐 禅 の 社 会 福 祉 概 論
公開
2003/07/02   12:00
更新
2003/07/03   18:01
テキスト
文/TOWER編集部

浜:こうね、日本には1億2000万人もの人がいるわけじゃないですか。

竹:少子化とは言えね?

浜:高齢化でね?

竹:‥‥って一応ね、福祉っぽいこといわないといけないからさ(笑)。

浜:で、いろんな人たちがいろんな職業について、さまざまなこと、さまざまな仕事をしているわけですよ。で、その中で生まれるコミュニケーションの数。幾千ですよ。

竹:そうですね。

浜:星の数っすよ。

竹:あまたっすね。

浜:あまたっすよ。引く手あまたですよ。

竹:ね(笑)

浜:もうね、人間が生まれてから死ぬまでの人生、それは全てコミュニケーションなんですよ。それをね、円滑に進めていくために、礼は欠かせないわけですよ。もうね、つまるところ、礼が全てですよ。

竹:俺はね、結局のところだな、人間ってギャップがすべてだと思うんだよ。

浜:ギャップ‥‥。

竹:俺たちよくツアー行くじゃん。そうするといろんなガソリンスタンド行くよな。すると中にはごっつい、やんちゃそうなお兄さん店員がいるだろ。

浜:よくいるね。

竹:なんかさ、「おっかなそーだなー」とか思うんだけどさ。その店員がさ、すごく親切、かつスムーズに灰皿の清掃および窓ガラスの清掃、雑巾がけをしてごらんなさいよ。もう、その姿にぐっとくるよね。車内、凛となりますよ。そういった意味でね、おいしさってものがあるんですよ。ギャップには。

浜:お前のその主張は前回でさんざん聞いたっつーの!(笑)

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