DJ WHOOKID
『Hood Radio Vol.1』 Full Clip(2003)
50セントのDJでもあり、イリーガル以外の何物でもない疑似共演(50と2パックやビギーなど)をたびたび仕掛けるなどして話題上昇中のウーキッド。50のクルーであるG・ユニット、南部モノ、さらにはショーン・ポールまでバラバラに巻き込んでいるのが美味です。
DJ ENVY
『The Desert Storm Mixtape : Blok Party Vol.1』 Desert Storm/Epic(2003)
DJクルーが主宰するデザート・ストームから登場したエンヴィの初CD作品。ロッカフェラ周りの未発曲、レーベルメイトのファボラス、さらにはデフ・ジャムの新人ジョー・バデンなどなど豊富な人脈が落とし込まれたハズせない一枚。
TONY TOUCH
『The Last Of The Pro Ricans』 Sequence(2003)
プエルトリカンとしての誇りを持ちつつ活躍するトニー・タッチ。結構な数のミックス作品をリリースしていますが、プエルトリカン限定ミックスの本作はテーマに込められたアツさもあって歯切れ良し。シークエンスのこのシリーズはいずれも必聴です。
CIPHA SOUNDS & MR.CHOC
『Soundbombing III』 Rawkus/MCA(2002)
ひと頃の熱狂ぶりはいささか冷めたものの、まだまだ注目すべきロウカスの本シリーズ。初期のアンダーグラウンド感よりも現状のミックスCDに沿ったメジャーな新曲を中心にした内容には定番的な良さがありますな。
X-ECUTIONERS
『Scratchology』 Sequence(2003)
ひとつのテーマやコンセプトを毎度設定して送り出されるシークエンスからの最新ミックスCDは、〈コスリもの〉をテーマにエクセキューショナーズがミックス!! ターンテーブリストとしてではない彼らのオーセンティックな魅力が再確認できます。
FUNKMASTER FLEX 60
『Minutes Of Funk Vol.4』 Loud/Columbia(2000)
最近このシリーズともご無沙汰ですが、お約束とも言うべき安定感はフレックスさまさまといったところ。フェイス・エヴァンスの“Good Life”など歌モノが充実しているのも魅力で、なんとも華やかな仕上がりだ。そろそろ第5弾を!!
DJ HAZIME
『ROC-A-FELLA MIX』 Def Jam Japan(2001)
90年代半ばから2001年までの間にロッカフェラが放った山のようなヒット曲を川のようにスムースな流れでミックスした熟練の一枚。クラブ・プレイでも好んでロッカフェラものをかけていたHAZIMEだけに、リリックの流れも重視した繋ぎを聴かせてくれます。
DJ JUNKO
『HARLEM in the mix』 BMGファンハウス(2002)
まだまだ珍しい女性ヒップホップDJですが、DJ JUNKOの初CD作品が登場。アリスタ音源を中心にしたことでR&Bが多めになるのは必然だが、アウトキャストやクリプスなども良いポイントで登場します。和モノの収録も驚きだけど違和感はナシ!