bounce編集部員がリレーでお届けするコラム・コーナー。第二回はネコ音楽&ネコ・ライフの神秘に迫りつつ、次号「bounce」の予告もちょっとだけしちゃいます。
ちょっと前までは自分はイヌ派だと思ってたんですけど、それはいままで動物を飼ったことがなかったから。飼ってみれば断然ネコ派ですよ。写真に登場してるのは、ウチの〈しい〉です。見てみ、この美猫ぶり!

「この泥棒猫!」とかいう言葉があるように、日本ではどうもイメージが悪いっぽいネコ。人間にまつろわない生き物だからこそのアレなんでしょうが、メンフィスでは「ネコに似ている女性ほど美人」というし、エジプトでいかに崇められていたかは御存知でしょう。かのポール・モーランは「ネコを謎のように思う人は、沈黙が表現する力を感じられない人だ」とも何かに書いてます。
まあ、そんなん置いといても、ウチの〈しい〉は素晴らしい。とにかく、そのコントロール出来ないパンクぶりが魅力的だったりするわけですが、そんなワガママなヤツが、こうやって夜中にパソコンを前に座ってると、膝の上に飛び乗ってきて寝やがったりするわけで、もう可愛くてしょうがないのです。……とまあ単なるネコ自慢やん、と言われればまったくもってその通り!

で、ちょっとは音楽の話をしないと。矢野顕子の名曲“湖のふもとでねこと暮らしている”のように昔からネコ音楽(?)は盛んですけど、キャット・スティーヴンスにファスター・プシーキャット(あの映画が元ですが)、ストレイキャッツ……最近でもブームキャット(スペルが違うけどな)とか、このジャンルもどんどん充実してきてて今後が楽しみですな……って強引だけど、いいの!ウチの〈しい〉はそんな強引さをOKにする程の存在なんで。
そうそう、ネコといえば……90年代初頭に一世を風靡したレゲエ界の超ネコ野郎、スーパーキャットが大復活するっていうビッグ・ニュースもありますね。もうじき登場するスター・トラック(ネプチューンズのレーベルですね)のショウケース・コンピに登場しているみたいで、今から楽しみです。
そもそも、今月は50セント(というかエミネムのツアーですな)の神がかったパフォーマンスについて書こうと思っていたのですが、それは「bounce」本誌にてご報告します! 6月25日にお店でもらって下さいね。
▼ 文中でご紹介したディスクなど。