そんなこんなで、3人にこんな作品を聴いてもらいました。その反応は……
Buffalo Daughter
『I』東芝EMI(2001)
まずは、フアナたちの作品を愛聴していることで知られるBuffalo Daughterの最新作『I』を。
「このジャケットは見たことがある。え? 彼らは僕らの作品を好きなの? それは嬉しいなあ。ぜひ、こういう人たちとお互いにCDを交換したいよ。ほら、いまアルゼンチンは経済危機で物を買えないから物々交換が流行ってるんだ(笑)」(フラノフ)
「すごくいい。いっしょにやってみたいような気にさせられるね」(カブサッキ)
「すごい興味があるので、タイトルを書いてもらえない?」(フラノフ)と、とても気に入った様子。
GASTER DEL SOL
『Camoufleur』 Drag City(1998)
「シカゴ周辺のシーンといわれても、実はトータスとジム・オルークくらいしか知らないから。もっといろいろ聴いてみたいんだけど……。他にどんな人がいるのかしら?」というフアナの発言を受けて、ジム・オルークとデヴィッド・グラブスが結成し、オヴァルことマーカス・ポップも絡んだガスター・デル・ソルを3人に聴いてもらいました。
「〈言葉よりも音に重きを置く音楽〉という意味で確かに私たちの音楽と似ていると思います」(フアナ)
「誠実で正直。それに、すごくフレッシュな音楽だと思う」。(カブサッキ)
山本精一
『Clown of fuzzy Groove』WEATHER/Pヴァイン(2002)
先日のライヴでは3人とも共演した、山本精一のソロ・アルバム。彼はこの作品を制作中にモノ・フォンタナのアルバムを聴いて、(偶然にも)自分のやろうとしていることとシンクロしているのに驚いたのだとか。
「あー、セイイチ・ヤマモトね。うちのギタリストが想い出波止場のファンで、日本で彼のCD買って帰ろうと思ってたんだ。これはすごく自由な音楽だと思う」(カブサッキ)
「すごく個人的なラヴレターのようなディスクだね」(フラノフ)
「何度も聴くうちにどんどん好きになっていく種類の作品だと思う」(フアナ)