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第12回 ─ フジロックにも毎度出没! けど、いまだ謎の多い音楽人、ASA-CHANG&巡礼にまつわる〈まちのウワサ〉

第12回 ─ フジロックにも毎度出没! けど、いまだ謎の多い音楽人、ASA-CHANG&巡礼にまつわる〈まちのウワサ〉(2)

連載
360°
公開
2002/09/03   14:00
更新
2002/09/06   19:17
ソース
『bounce』 235号(2002/8/25)
テキスト
文/望月哲

まちのウワサ(その弐)~わたしはASA-CHANGを見た、聴いた、知っている!

原田郁子(クラムボン)

ASA-CHANGと初めて遭遇したのは、ピラニアンズのリハーサルのときでした。かれこれ、結構前のことです。私は、まだクラムボンを始めておらず、ピアニカ前田さんのうしろで踊りながら、女の子5人でピアニカを吹いていました。そんな私たちを観て「のーみそひっかきまわされたみたいですよ!!」と、衝撃を受けていただいたのが初遭遇だったと思います。そんなASA-CHANGがクラムボンを見守ってくれているってことは……ちょっと震えるほどうれしいことです。なんつぅーか、ちょびっとずつ大人になってまぁ~す、みたいなニュアンスもあり……だって、私がめちゃめちゃ産毛のころをご覧になっておられるので! こないだの『Re-clammbon』(“華香るある日”)で共演できたのも、ホントにうれしかったです。またご一緒してくださいまし。ぜーひーにぃー!

小島麻由美

ASA-CHANGって、おもしろいよ。手縫いのズボンとか履いてる。すぐ反省の電話とかかかってくる。気が大きくて、小さいの。あと、意外とウワサ好き。ドラムはすごくいいよ。ときどき、めちゃくちゃにするけど、それも小島麻由美には最高。ヘアメイクもするんだよ(自分のじゃなくて、わたしのね)。それも、ドラムといっしょでめちゃくちゃするんだけど、いいの。なにをやっても注目を集めちゃう。結局この人はスターなんだなあと思うのです(←曽我部くん風に)。

松永耕一(タワーレコード渋谷店バイヤー)
いやいや! とにかくビックリしましたよ!! リリース前の『花』の音をいただいて、何気なくいつもの仕事の習慣レベル(スンマセン!)で機械的にそのCDを聴きはじめたのです。が、しかし! そこから聞こえてきた音楽は、いままで聴いたことのない不思議な独創性に満ちた、でもなんだか異常に泣けてくる、さらには妙な日本語の生々しさとエレクトロニクスのたどたどしさとインド伝統音楽とタブラとのしっくりヘンテコなハーモニーが広がり響いていて、思わず!バイヤーやっててよかったなー!!!!!と心から思ったですよ。そんなことそうそうないんですよ! ホント嬉しかったなあー! そういえば巡礼トロニクスの2号が完成したそうですが、一度でいいからいじってみたいなあ!?などと思っております。よろしくお願いいたします。

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