振り返れば円パワー、もっと振り返ればそう、たしか1ドル=360円でした……
1ドル=121円17銭~121円19銭
60銭円安(前日比)
東京外国為替市場円相場(11月13日、17時現在)
マーケットは小幅な値動きに終始しています/WTO(世界貿易機関)は10日、中国の加盟を承認しました。これで中国は国際市場経済へ本格的に参入します/中国の昨年のGDP(国内総生産)伸び率は8%、一方、日本の今年のGDP伸び率見通しは-0.9%です(9日、竹中経済財政相)(編集部)
アメリカのスーパーに買い物に行った。野菜とお肉とオリーブオイルと乾燥した麺を買って夕食のパスタを作って食べた。そしたらパンの味がした。正確にいうとミートソースのパスタ味のパンを食べているみたいだった。今度はスーパーでコンビーフを買った。コンビーフはお肉だと思ってたのになんだかパンみたいだった。次にポテトチップスやコーンでできたお菓子を大量に買い込んでTVを観ながら食べた。何かに似ていると思ったらそれはパンだった。冷凍の白身魚を買ってきてバターで炒めて食べた。魚味のパンを食べているみたいだった。こんどは野菜を買ってきてサラダを作った。パンみたいだった。野菜味のパンみたいだった。リンゴを買ってきた。上手に剥くことができなかったけどなんとか食べることができた。リンゴ味のパンを食べているみたいだった。今度は煮込みを作ってみることにした。肉とじゃがいもを買った。じゃがいもはぜんぶ同じ大きさだった。重さもぜんぶ同じだった。時間がかかったけどできたので食べてみた。パンみたいだった。野菜とじゃがいもとお肉を煮込んだ味がするパンみたいだった。〈自分で作るからパンみたいな感じになっちゃうのかな?〉と思って今度はお弁当を買ってきた。見かけは日本のコンビニのお弁当と大差はなかった。食べてみた。パンみたいだった。お弁当味のパンみたいだった。アイスクリームを買って食べた。アイスクリーム味のパンを食べているみたいだった。大好きなチーズを買ってきてクラッカーにのせて食べた。パンみたいだった。パンみたいなクラッカーにパンみたいなチーズをのせたパンみたいな感じのものを食べているような気がした。チョコレートも買ってみた。もちろん食べるために買った。パンみたいだった。中にチョコレートの入ったパンのチョコレートじゃないパンの部分を食べているような感じだった。お米が売っていた。日本よりずいぶん安かった。一度にたくさんの量しか買うことができないので躊躇したけどやっぱり買ってみた。炊いて食べた。パンみたいだった。お米味のパンの味がした。パンみたいなものばかり食べていたので具合が悪くなった。具合が悪くなったので薬を買って飲んだ。なんだかパンを食べているような気分になった。
今日はパンを大量に買い込んだ。具合が悪くて毎日買い物に出かけるのは疲れたからだ。でも食べる気にはなれなかった。もう、しばらくパンの味は味わいたくなかったからだ。翌日、またアメリカのスーパーへ買い物に行った。
本当になんのこっちゃな連載になってきましたね、いかがでしょう? でもこれ、アメリカニズムへのアンチなのですね(?)。エリック・シュローサー著「ファストフードが世界を食いつくす」(草思社刊)が格好のサブテキストになります(?)。さて、砂原さんからは「来年リリースのアルバムを構想中。僕も歌っちゃおうかな?」とのこと。本気かしらん?