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日向坂46、初の横浜スタジアム公演を2日間開催。4月19日リリースの9thシングル『One choice』表題曲を初披露

日向坂46
カメラ:上山陽介

4月2日、横浜スタジアムで日向坂46のデビュー4周年を祝うライヴ「4回目のひな誕祭」の2日目の公演が行われた。冠番組「日向坂で会いましょう」でもたびたび野球企画を行っている日向坂46にとって、屋外球場で行うメモリアル・ライヴは最高のシチュエーション。日向坂46全体としては初めての「声出しOKライヴ」でもあり、ステージ裏の見切れ席も含め超満員のファンが熱狂。ライヴは2日間で計74,000人を動員した。

開演時間の18時になると、日が沈みかけた横浜スタジアムに、メンバーを乗せた2台のスクールバスが登場。そのままアリーナ外周を1周すると、「HINATA」と大きくプリントされた野球のユニフォームに空色のスカーフ、スカートを身に着けたメンバーたちがメイン・ステージに降り立った。そして派手なキャノン砲と、キャプテン 佐々木久美の「4回目のひな誕祭、行くぞー!」という掛け声でライヴが開幕。「おひさま」と呼ばれる日向坂46のファンに向けた楽曲“HEY!OHISAMA!”を会場の大コールと共に歌った。

今回のライヴは、屋外というシチュエーションを生かした「空の旅」がテーマ。野球のユニフォームを脱いで空色のCA風のコスチュームになったメンバーたちは、“ドレミソラシド”を歌唱。間奏ではメイン・ステージいっぱいにメンバーが広がり、シンクロ・ダンスを披露した。一気に日が落ちたハマスタは、ファンの青いペンライトで埋め尽くされた。続いてメンバーの富田鈴花が「その声を待っていたんだよ」とラップでファンを煽り、“アザトカワイイ”、“ソンナコトナイヨ”を立て続けに披露。この2曲はコロナ期間中にリリースされたもので、ファンも初めてメンバーに声援を送ることになった。

ここでこの日最初のMC。佐々木久美は「最初からすごい盛り上がりで。すごい! こうやって声出しのライヴに来るの初めてっていう方もいらっしゃると思うんですけど、みなさんすごいですね。めちゃくちゃ声が出てます、お腹から」と、ファンの大歓声にしきりに感心していた。そして愛されキャラの河田陽菜が「月がキレイで、ライヴ中も100回くらい見ちゃいました」と不安にさせる発言をすると、佐々木久美が「おひさまが光ってるから月も光ってるんだよね」と微妙に意味不明な回収をしてファンを笑わせるというひと幕もあった。

ここからは期別の曲を披露。最初に登場した4期生は、藤嶌果歩の「全力疾走でお届けします!」という宣言と共に“ブルーベリー&ラズベリー”をパフォーマンス。アリーナ中央のステージから放射状に伸びた花道を元気に駆け、ファンの目の前で踊った。間奏では、センターを務める清水理央が音頭を取り、37,000人のファンが巨大なウェーヴを作った。続いて、「おひさまー、大好きー!」という掛け声と共に、3期生が“ゴーフルと君”を歌唱。花道に設置された4台のクレーンにそれぞれ乗り込んで、サイン入りのフリスビーをスタンド席に投げた。ここでスタンド席に2期生が現れ、ファンをどよめかせる。多くのファンに囲まれた状態で、2期生と3期生の上村ひなのによる“Dash&Rush”を披露。間近でメンバーが踊り、駆けていく様子にファンは大興奮し、それを受けてメンバーもテンションが最高潮に高まった。トリを飾る1期生は、アリーナ中央のステージで“好きということは・・・”を歌唱。いつもながら大はしゃぎの加藤史帆を筆頭に、「大好き」とプリントされたタオルを振り回して後輩たちに負けないテンションを見せつけた。

ここで4期生によるMCを挟む。今回のライヴ直前に膝を怪我して欠席することを発表していた山下葉留花が、杖をついて登場。「みなさんに会いたすぎてステージに上がってきちゃいました! 私、はるはるは、元気モリモリなので(笑)、ご心配なくです」と笑顔で観客に挨拶した。さらに、「このリハーサルをお休みさせていただいたときに、同期のみんなとか先輩方とかスタッフのみなさんから温かいメッセージをたくさんいただいて。もう負けてられない! と思って。この悔しさをバネに今日は盛り上げて、笑顔全力で楽しんでいこうと思います」と、日向坂46のメンバーの温かさと前向きなパワーを感じさせるエピソードを語った。

また、昨年2022年の「3回目のひな誕祭」が開催されていたときは、ちょうど4期生のメンバー募集が行われていた。正源司陽子は、1年前のこの日に応募したことを明かし、「ひゃー、感動だね」と胸がいっぱいの様子で語っていた。最年少の渡辺莉奈は、携帯で応募する際に電波が悪くて何度も送信し直したことを話し、「あそこで諦めたらここにいなかった」としみじみ語った。また、オーディション後の研修中に「3回目のひな誕祭」の映像を観て、みんなで泣きながら話したというエピソードも披露した。

ここからは懐かしい曲が続く。プロペラ機を模した大型フロートに乗り込んだメンバーたちは、けやき坂46(通称 ひらがなけやき)時代の楽曲“ハッピーオーラ”を歌唱。アリーナの外周を移動しながら、サイン・ボールを客席に打ち込んでいった。次もけやき坂46時代の“ひらがなで恋したい”。こうして過去の名曲が聴けるのもメモリアル・ライヴならではで、会場は当時のグループ・カラーだった緑のペンライトで染まった。さらに、日向坂46のデビュー・シングルに収録されたモデル組による“Footsteps”、けやき坂46時代の“線香花火が消えるまで”、日向坂46のアルバム収録の“Cage”と、新旧のユニット曲が披露されていく。

ここで場内に佐々木久美の声が響き渡る。初日の佐々木美玲に続いて、この日は佐々木久美が横浜スタジアムのアナウンス室に入り、ウグイス嬢を務める。そして佐々木久美の紹介で、富田鈴花と松田好花による弾き語りユニット「花ちゃんズ」が登場。松田の「いつも応援してくださるおひさまのみなさんも、4回目のお誕生日ということで、ささやかながらバースデー・ソングをお送りしたいと思います」という言葉と共に、「ハッピーバースデイ ディア おひさま」と歌った。さらに続けて「ハッピーバースディ ディア 日向坂」と歌い、ファンと共にデビュー4周年を祝った。

そして、佐々木久美の「ただいまより始球式を行います!」という紹介で、3期生の山口陽世が登場。少年少女野球の経験がある山口は、実際に横浜スタジアムで始球式を務めたことがある。そしてこの日は、キャッチャーとして前横浜DeNAベイスターズの監督、アレックス・ラミレスが登場。ラミレスのYouTubeチャンネルに山口が登場したという縁もあるが、まさかのビッグ・ゲストに会場からは地鳴りのような「ラミちゃん」コールが上がった。緊張からか、山口はミット直前でワンバンするボール球を投げてしまうが、自己最速94kmを誇る美しいピッチング・フォームは健在だった。

ここからは再びライヴ・パートに。上村ひなのがソロ曲“一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない”を歌唱。2020年のクリスマス・ライヴ以来の披露となるが、声の安定感、ダンスのしなやかさ共に大きく成長したところを見せた。この楽曲が生まれた当時、3期生は上村ひとりだったが、当時から上村が「この楽曲はソロ曲じゃなくて3期生曲」と言っていた通り、遅れて加入した髙橋未来虹、森本茉莉、山口も初めてパフォーマンスに参加した。そして1期生、2期生も合流し、メンバー人気の高い楽曲“こんなに好きになっちゃっていいの?”へ。かつてライヴで着用した真っ白なドレスに久々に袖を通し、切ない恋心を歌い上げた。

ここで再び1期生によるMC。そして先ほどウグイス嬢を務めた佐々木久美は、「過去一緊張しちゃって。アレックス・ラミレスさんで、お名前を噛んでしまって」と謝罪しつつ、「初めてのウグイス嬢だったので、ご愛嬌~」とかわいく締めた。そしてけやき坂46時代の懐かしい2期生曲“半分の記憶”に続いて、齊藤京子がセンターを務める前作“月と星が踊るMidnight”をパフォーマンス。昨年2022年のツアーで初披露した楽曲だが、ライヴやテレビでの披露を重ね、堂に入った表現を見せた。「月と星」という言葉で始まる楽曲だけに、夜の横浜スタジアムに映えていた。

ここで短いVTRが流れる。振付家 TAKAHIROの「走り出した君たちはずっと走る。頭から最後までみんなが走る」という言葉と共に、小坂菜緒が「居場所をくれた曲」、佐々木久美が「日向坂46にとって欠かせない楽曲」と語る。そして4期生たちが、「ここまで来れたのはこの曲があったから」という言葉と共に、“青春の馬”を披露。先輩たちが歌っていたグループを代表する応援歌だが、合宿でこの曲をひたすら練習していた4期生たちにとっても大切な曲で、がむしゃらさと何かを伝えようとする素直な気持ちが光っていた。先輩たちも負けていない。ライヴを盛り上げる定番曲“My fans”で、5ヶ所に分かれたステージで圧巻のダンス対決を見せた。そして4期生も合流して、全員で“誰よりも高く跳べ!2020”をパフォーマンス。佐々木久美の「おひさまー、跳べー!」という煽りに、ファンも「おい、おい!」という大コールで応える。

そして本編ラストとなったファンへのメッセージ・ソング“知らないうちに愛されていた”では、会場が一体となってサビをシンガロングする。かつては声出しでの応援が当たり前だった“誰よりも高く跳べ!”や、コロナ禍のなかで生まれた“知らないうちに愛されていた”を一緒に歌ったことで、やっとグループにとってのポスト・コロナ時代が見えた瞬間だった。

アンコール明けには、丹生明里が初センターを務める新曲“One choice”を披露。恋にかける強い表情と、笑顔が交互に表現されたパフォーマンスは、凛々しさと笑顔の両方の魅力を兼ね備えた丹生にぴったりのものだった。曲中にメンバーが笑顔でハイタッチするシーンは、ファンにとってのハイライトだろう。歌い終わった丹生は、涙目ながらも「本当にこのような素敵な景色を作ってくださってとても嬉しいですし、いっぱいメンバーと目が合って、すごいパフォーマンスをしてて楽しかったです。“One choice”が届いてほしいです」と語った。そして、「ドラゴンボール」好きな丹生のリクエストで、ファンが「元気玉」を作ることに。赤いペンライトのウェーヴを最後に丹生が大口を開けて受け取った。

ここで、次のシングル『One choice』の活動をもって日向坂46を卒業する影山優佳がMC。影山は耳の特性により昨年からライヴを休んでいたが、この曲だけパフォーマンスに参加していた。「以前から発表させていただいた通り、私はライヴなどで耳の中と外の音がとてもとても大きく聞こえてしまうような感じなんですけれども、なんで私こんな耳なのかな? とか、今回ライヴをお休みさせていただくことも、こうやってアンコールで登場させていただくことも、みなさんとかメンバーに心配だったり迷惑とかをかけてしまうんじゃないかなってずっと悩んでいたわけなんですけれども、こうしてみなさんと(歓声)はい、昨日泣きそうになったんでね、私は今日はもう泣かないです(笑)。泣いてないです。こうしてみなさんと4周年をお祝いできたこと、そして大好きな丹生ちゃんのセンター曲“One choice”をみんなと披露させていただけたことが本当に光栄です。みなさんこうやって赤色のペンライトで温かく迎えてくださって本当にありがとうございます」。

これで、4期生の山下含め、日向坂46の現メンバー32人全員が今回のライヴでステージに立てたことになる。MCでは、佐々木久美の「ほんとに広いね。みーぱん(佐々木美玲)、走っちゃダメだよ」という振りで、メンバーがアカペラで“走り出す瞬間”を歌うなか、その楽曲でセンターを務めていた佐々木美玲が全力ダッシュをさせられるという日向坂46らしい団体芸的なノリも見せた。前作“月と星が踊るMidnight”でセンターを務めた齊藤京子は、「4周年っていうこの記念すべき日におひさまのみなさんの声を聞くことができて、コロナ禍でみなさん会えなかったときに、本当にがんばってきて良かったなっていうふうに思いました。本当にありがとうございました」と真面目に語った。4期生の正源司も「私たち4期生、加入して半年ほどでこんな大きくて素敵なステージに立つことができて、もう本当に嬉しくて。この5年目に突入する日向坂46に4期生が何か力になってどんどんもっと素敵な大きなグループになっていくように頑張りたいなっていうふうに思います。今日は本当にありがとうございました」と感謝と抱負を伝えた。

そして“NO WAR in the future 2020”を披露。会場にはバルーンが投げ込まれ、大小のフロートやクレーン、円形ステージをすべて使用してメンバーがそこかしこでパフォーマンス。ステージ上で先輩、後輩がハグする姿は多幸感が溢れていた。

さらに、無観客開催となった2020年の「ひな誕祭」から、昨年までの3回のメモリアル・ライヴを振り返るVTRが流れ、ラストの楽曲“JOYFUL LOVE”へ。ファンが自主的にSNSで企画し、ペンライトを使って「虹」を作るこの楽曲は、日向坂46のライヴを象徴する1曲だ。夜空の下で虹を渡りながら、曲中に各期の代表がメッセージを語った。その一部を抜粋する。

4期生 清水理央「私は、この日向坂46でつらい気持ちに押し潰れそうになってしまっている方の光となれるようなアイドルになりたいと思っています。日向坂46が私の光となってくれたように、今度は私が人一倍の笑顔をずっと大切にして、人としても、アイドルとしても心から応援したいと、見ていたいと思っていただけるようなアイドルなれるように精一杯がんばっていきます」

3期生 上村ひなの「私も4年前にこのグループに加入して、最初はたったひとりだったんですけど、すごく不安でついつい俯いてしまいがちな日々で。でもそのときの自分に教えてあげたいです。今、私の目の前にはこんなにも素敵な虹が広がっているよって。(中略)今までもたくさんの夢を叶えてきましたけど、これからももっともっと大きな夢を掴んでいきたいです。ずっとずっと一緒にいてください。よろしくお願いします」

2期生 丹生明里「1期生のみなさんが作りあげてくださったひらがなけやきに加入して、そして日向坂46としてデビューして4年が経ちました。新しい仲間がたくさん増え、そのぶんもお別れもあり、日々変化を感じてます。それでも私は、私たちは絶対に初心を忘れずに、そして感謝の気持ちを忘れずに世界中のみなさんにハッピー・オーラを届けたいです。日向坂に入って、思い悩むこともありましたが、そのぶんおひさまのみなさんのおかげでたくさんの夢を叶えることができました。これからもおひさまのみなさんと一緒にこの素敵な景色を見続けていきたいです」

1期生 佐々木久美「本日も見守ってくださるおひさまのみなさまがいて、日向坂が4周年の誕生日を迎えることができました。1期生はアイドルになってから、7年の月日が経ったんですけど。でも、周りで笑って支えてくれるメンバーがいるから私は活動できているなと思うし、こうやって横浜スタジアムに来てくださるみなさん、そして配信を観てくださるみなさんがいて、私は日向坂のメンバーとして活動できています。楽しいこともつらくて大変なこともあったんですけど、でもやっぱり人生はそういうつらいことがあるからこそ、楽しいときが輝くと思っています。みなさんも生きていてつらくて、立ち直れないって思ってしまうこともときにはあるかと思うんですよ。そのときに日向坂46がみなさんの心のよりどころになったら私は嬉しいです。コロナ禍で声も出せなくて大変な時期を一緒に乗り越えてくださったおひさまのみなさん、本当に大変なことを一緒に乗り越えたんだから、これから私たちはどんなことがあったって一緒に大きな、大きな夢をこれからも考えていけると私は信じています。日向坂46なら……日向坂46でならできると信じています。これからも素敵な景色を一緒におひさまのみなさんと見ていきたいです。32人の日向坂46、これからもよろしくお願いします」

最後は夜空に打ち上げられた花火と共にパフォーマンスを終え、ステージをあとにした。1年前に東京ドームで「3回目のひな誕祭」を開催して以降、次作を含めると3枚のシングルとふたりの新センターを送り出し、12人の4期生も加入した。今回のライヴでは、そんな充実した今の日向坂46の姿をファンに見せると共に、一緒に声を出してデビュー4周年を祝うことができた。

日向坂46

日向坂46

日向坂46

日向坂46

日向坂46

日向坂46

日向坂46

日向坂46
カメラ:上山陽介

 

▼リリース情報
日向坂46
9thシングル
『One choice』
4月19日(水)リリース



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※特典満了次第終了とさせていただきます。

 

▼書籍情報
影山優佳(日向坂46)
1st写真集
「知らないことだらけ」


丹生明里(日向坂46)
1st写真集
「やさしい関係」


「blt graph.vol.88」
表紙:丹生明里(日向坂46)


「blt graph.vol.87」
表紙:河田陽菜(日向坂46)


宮田愛萌
小説集
「きらきらし」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : Girl's Pop Information

掲載: 2023年04月04日 18:55