高橋尚子、有森裕子らを育成した名指導者 小出義雄が逝去。享年80歳
2000年シドニー五輪の女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子らを育成した名指導者 小出義雄が亡くなったことが明らかになった。享年80歳。
小出義雄は順天堂大学に進学し、3年連続で箱根駅伝に出場。卒業後は、高校の陸上部の監督として市立船橋高を全国高校駅伝で優勝に導くなど多くの実績を残した。その後、実業団の監督に就任。指導していた有森裕子がバルセロナ五輪で銀メダル、アトランタ五輪で銅メダルと2大会連続メダルを獲得した。
そして2000年のシドニー五輪では、高橋尚子を日本女子陸上で初の金メダル獲得に導いた。高橋尚子は女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞。さらに練習中やマラソンのスタート前に聴いていたhitomiの楽曲“LOVE 2000”もメディアなどに取り上げられ、話題となった。
なお小出義雄は、今年の3月に実業団 ユニバーサルエンターテインメントの指導者を勇退していた。
心よりご冥福をお祈りいたします。
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2019年04月24日 16:52