キダ・タロー、タワー梅田NU茶屋町店で〈ほんま〉を語るイヴェント実施

今年で生誕80周年、音楽活動60周年を迎える関西が生んだ偉大なる音楽家、キダ・タロー。〈浪花のモーツァルト〉の呼び名でも知られる彼がこれまでに手掛けた楽曲のうち、代表曲を厳選してコンパイルした作品集『キダ・タローのほんまにすべて』を12月1日にリリース!　本作の発売を記念したインストア・イヴェントが、12月4日にタワーレコード梅田NU茶屋町店で開催されました。

〈☆キダ・タローがほんまに語る、浪花のモーツアルトヒストリー60年〉と題されたこの日のイヴェントには約150人が集結。生い立ちや初めて使った楽器など彼の歴史を紐解くトピックを中心に、アルバム収録曲の“有馬兵衛向陽閣”“2時のワイドショー”の制作秘話も含めて、45分間に渡ってトークを展開。途中「作曲は誰にでもできるが、編曲は難しい」と語る一幕もあり、キダ・タローの〈ほんまの話〉が次々と飛び出す、貴重なステージとなりました。

なお、先日リリースされたばかりの『キダ・タローのほんまにすべて』は、91年にインディーズ・レーベルから発売された初の楽曲集『浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて』を叩き台に、数十年ぶりに発掘された幻の音源や初CD化となる楽曲を加えてさらなる充実を図った作品。3,000曲以上にも及ぶと いう彼の作品のなかから、日清の〈出前一丁〉や〈チキンラーメン〉ほか誰もが耳にしたことのあるCMソングをはじめ、「バラエティー生活笑百科」「プロポーズ大作戦」といったTV番組のテーマ曲、坂田利夫の代名詞的ナンバー“アホの坂田”や北原謙二“ふるさとのはなしをしよう”などの歌謡曲を含む全101曲が収められています。気になる方はぜひチェックを!