〈Don't Look Back〉なんて無理な贅沢イヴェントが登場!!(from LONDON)
大手のフェスティヴァルとは一味違ったアプローチで人気の〈All Tomorrow's Par-ties〉(以下ATP)。その主催者がまたまたおもしろい企画を発信してくれた。〈Don't Look Back〉と名付けられたこのイヴェントは、アーティストがいままでにリリースしたアルバムの中で、評価または人気がもっとも高い作品を最初から最後まで収録曲順に演奏していくというもの。これってそう言われてみれば、いままでなかったのが不思議に思えるぐらいナイスな企画。そして、ATPこだわりの審美眼を持って選ばれた出演者が秀逸だ。なんてったって、幕開け初日がイギー・ポップ&ザ・ストゥージズで、アルバムは70年リリースの『Fun House』! これって、好きな人にとってはイヴェントの域を超えて事件だ。筆者も行きたかったが、チケットが手に入らず……。
結局、筆者がリアルタイムではライヴを観ることのできなかったギャング・オブ・フォー(『Entertainment』)、ダイナソーJr(『You're Living All Over Me』)、レモンヘッズ(『It's A Shame About Ray』)を遅ればせながら体験し、感無量。このイヴェント、毎年の恒例化が検討されているようだけど、もし実現したらぜひとも来年のラインナップをチェックしてほしい。ATPのこと、次回もまさか!?の内容で、音楽ファンを喜ばせてくれるはず。(レポート/土井那緒子)







