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知りたい、でも知りたくない……ブリット・ポップの光と影(from LONDON)

 90年代の英国音楽界を席巻した一大ムーヴメント=ブリット・ポップ。〈ブラーvs.オアシス〉のシングルNo.1争いから10年を経たのを機に、BBCが当時のバンドの現在をレポートした。まずパルプのジャーヴィス・コッカーはフランス人と結婚してパリへ移住、ソロ作を制作中らしい。他のメンバーは骨董品店を経営したり、前衛映画のイヴェントを企画したり……。エラスティカはジャスティーン・フリッシュマンがもうすぐアメリカの大学に留学予定、ドナ・マシューズは新バンドで活動中。ジャスティン・ウェルシュはデボン州に引っ込み、地元の学校でドラムを教えている。スリーパーのルイーズは小説家に転進、すでに3冊を出版している。そして、ブリット・ポップ最大のハイプだったメンズウェアは……サイモン・ホワイトがブロック・パーティーのマネージャーを務めており、マット・エヴァレットはロンドンのラジオ局勤務。ジョニー・ディーンは携帯電話会社で働いていたが現在は不明。秘かに去年ソロ・ライヴも行ったらしい。そんななかで珍しく当時のまま活動しているのがブルートーンズで、来年には新作もリリースするそう。何だか切なささえ感じさせるバンドマンたちのその後……ちなみにスリーパーの元ドラマーは、客が生バンドの演奏でパンク・ソングを歌う〈パンク・ロック・カラオケ〉というイヴェントでドラムを叩いているとか。人生いろいろ。(レポート/森はるこ)

掲載: 2005年09月25日 00:00