カリブの魔法にかけられたNYの音楽シーン(from NEW YORK)
最近、在NY歴の長い友人と作った言葉が〈シマジック〉。〈島+マジック〉の略語で、カリブ海域の島々出身の男性は人の好さそうなアクセントと顔つきで、こちらもうっかり気を許しがちだけれど、中身は他のNY男性同様に小狡いから気をつけましょ、というしょーもない会話から生まれたのだが……この〈シマジック〉にNY音楽シーンもかかっているようなのだ。
まず、感染地域が広いのがレゲトン。ラティーノ系ヒップホップを混ぜながらの専門局〈LaKalle105.9/92.7〉もできた。一方、レゲトンとチャートを分け合っているのに、この局でなぜか流れないレゲエは独自のマジックを展開中だ。「Fader」最新号で表紙を飾ったダミアン“Jrゴング”マーリーとシズラがデフ・ジャムと契約?といった噂が流れている(シズラはデイモン・ダッシュとアルバム契約を交わしたいう噂もアリ)。同じくデフ・ジャムいち押しの新人リアーナ(写真)ちゃんは、ルピーと同じくバルバドスの出身。ショーン・ポールのプロモ・クリップを意識した“Pon De Replay”はその中途半端ぶりが逆に広くアピールしそうだ。ショウケースでは、17歳とは思えない度胸と腰つき(+美貌)で出席者をKO。どうやら、業界イチの〈シマジック〉感染者はショーン“ジェイ・Z”カーター氏のようだ 。 (レポート/池城美菜子)







