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京都シンガー・ソングライター・シーンの新たな息吹(from OSAKA)

掲載: 2005年03月25日 00:00

更新: 2005年03月25日 18:40

 京都在住にも関わらず、ここ最近、磔磔や拾得といったライヴハウスからすっかり足が遠ざかっていたのですが、そのあいだにこんな人たちが登場していたとは……。すいません、モグリでした──と、思わず反省したくなる素敵な京都発のニューカマーが、小暮はな、水晶、薄荷菜っぱの三方。いずれも弱冠20歳のシンガー・ソングライター(薄荷菜っぱはバンド)だ。なかでも衝撃だったのが、小暮はな。ケルティックな管楽器の音色に呼応して凛々と舞うヴォーカルは、まさに空を翔ぶ鳥のごとし。その歌声は重力をまったくといっていいほど感じさせず、ストンと胸を突く。〈日本のサンディー・デニー〉なる呼び声にも思わず納得です。水晶はウクレレ片手に、水彩画のように瑞々しい心象を描き出す。薄荷菜っぱは、昭和ブギウギな女性ヴォーカルにコントラバス、アコーディオン、ピアニカなどが彩る無国籍ポップスで、〈いまだ見ぬ郷愁〉を刺激する人肌サウンドは、同じく京都の永江孝志率いるOK ミュージック・ボールの妹分といったところ。ちなみに彼らは昨年、off noteからデビュー・アルバムを揃ってリリースしており、関島岳郎、中尾勘二、 船戸博史(ふちがみとふなと)、オクノ修といったヴェテラン勢がガッチリと脇を支えているのも興味深い。ある意味、〈大阪ゼロ世代〉への静かなる回答? やはり京都、奥が深いようで。(レポート/井口啓子)

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