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沖縄大衆娯楽の大家、照屋林助氏が死去

沖縄ポップスの原型を作り上げたと言われる照屋林助氏が3月10日に沖縄県内の病院で死去した。享年75歳。琉球古典音楽家・照屋林山の息子として、また、りんけんバンドのリーダー・照屋林賢の父として知られる彼は、1950年代に沖縄音楽、洋楽、漫談などをミックスしたチャンプルー感覚の大衆娯楽グループ〈ワタブーショー〉を立ち上げ、戦後の沖縄芸能界最大の人気者となった。〈てるりん〉の愛称で人気を博した彼は、90年代には沖縄県コザ市(現在の沖縄市)を〈コザ独立国〉と命名し、コザ独立国大統領に就任。同地域の文化を愛する仲間たちと沖縄文化を紹介し続けた。96年と97年にCD『平成ワタブーショー』を計3枚リリースしている。ご冥福をお祈りいたします。

掲載: 2005年03月11日 22:00

更新: 2005年03月11日 22:46

ソース: oops