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新しい展開を見せるヒップホップと映画との関わり(from LOS ANGELES)

掲載: 2005年02月25日 16:00

更新: 2005年02月25日 16:58

 ウィル・スミス、アイス・キューブ、クイーン・ラティファのように、音楽の世界から映画の世界へ飛び込み大成功を収める人は決して少なくない。そんな〈次のウィル・スミス〉を狙う、現役ヒップホップ・アーティストの今年の俳優活動を追ってみよう。要注目は、今年撮影が予定されている50セントのデビュー作「Locked And Loaded」で、元ドラッグ・ディーラーがラッパーになるという、まさに50セントの半自伝的作品。半自伝で思い出すのがエミネムの「8 Mile」なのだが、同じエグゼクティヴ・プロデューサーが製作を指揮しているということで納得させられる。すでに多数の作品に主演しているスヌープ・ドッグは、昨年撮影が完了している「The Tenant」というインディー映画に作家役で主演しているほか、みずからエグゼクティヴ・プロデューサーを務める半ドキュメンタリー映画「Coach Snoop」の撮影も予定されている。ほかには、P・ディディがアクション・コメディー映画への出演や、コラプトとワイクリフ・ジョンが西部劇映画「Click」への出演を発表していたりと、実にさまざまな作品が予定されている。冒頭に〈次のウィル・スミス〉と書いたが、実はウィル・スミスと違って、彼らには音楽アーティストとしての両立が基盤にある。エミネムの例が示すように、俳優としての成功は音楽アーティストとしての成功にも繋がっており、結果的にみずからの商品価値を上手に高めている。そんな新しい展開を見せる彼らの俳優活動に、これからも注目していきたい。(レポート/大前 至)

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