エロ&ポップを描きつづけた巨匠映画監督、ラス・メイヤー死去
60~70年代、徹底して〈巨乳〉に焦点を当てたソフトコア・ポルノを撮りつづけた映画監督、ラス・メイヤーが、19日肺炎のため逝去した。享年82歳。
「FASTER,PUSSYCAT KILL!KILL!」、「VIXEN」シリーズなど、巨乳と暴力をポップに描いた作品は現在でもファンが多く、ジョン・ウォーターズやクエンティン・タランティーノが影響を受けていることを公言。さらに日本でも、中原昌也、宇川直宏ら、クリエイターがリスペクトを表明し、サブカル好きやおしゃれ女子など一部から熱狂的な支持を得ている。今年の2月には、彼の作品をまとめた8枚組ボックスセット『ラス・メイヤー ヴィクセンBOX 〈デジタル・リマスター ヘア無修正版〉』が発売されたことも話題となった。謹んでご冥福をお祈りいたします。