パシフィック・リーグ連盟歌、“白いボールのファンタジー”が初CD化
なにかと慌ただしい日本のプロ野球界、に関する音楽のニュースを。オリックス・ブルーウェーヴと近鉄・バッファローズの合併問題が表面化して以降、今後の運営動向が注視されているプロ野球パシフィック・リーグ(以下、パ・リーグ)ですが、このパ・リーグの公式ソング(連盟歌)である“白いボールのファンタジー”がこのたび初CD化、9月30日にリリースされることになりました。
この楽曲、そもそもは1978年に“上を向いて歩こう”の作曲者でもある中村八大が作曲し、「俺たちの旅」などのサウンドトラックを手がけたことでも知られるトランザムが演奏した、約25年にわたって試合前の球場で鳴り響いてきたパ・リーグの象徴ともいえるもの。今回の合併騒動にともない多くの野球ファンから要望が届きCD化が実現。CDにはトランザムの演奏(SHOGUN等を彷彿させる70年代ファンク~フュージョン・テイスト)によるヴォーカル入りヴァージョンと、マーチ・バンドによるインストゥルメンタル・ヴァージョンの全2曲を収録。また初回生産分のみ、パ・リーグの歴史を208ページに編纂したデータ・ブック〈2004 パシフィック・リーグ・ブルー・ブック〉が50名にあたる応募券が封入される予定です。