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11月の大統領選に向けて、大規模なコンサート・ツアーがスタート!!

 われわれの国の方向性を変えよう──そんなスローガンを掲げ、ブルース・スプリングスティーン、パール・ジャム、R.E.M.、ディクシー・チックスをはじめとする20以上のアーティストが結集した反ブッシュ・コンサート・ツアーを、大統領選の激戦州で開催することが決定した。これは〈ヴォート・フォー・チェンジ(変革のための投票)〉と名付けられたコンサート・ツアー。このツアーは10月1日(大統領選のひと月前)にスタートし、さまざまな組み合わせのアーティストによるコンサートを、複数の都市で同時に行っていくという前例のないもの。

 その〈ヴォート・フォー・チェンジ〉とは、〈進む方向を変更しなければならない〉という、ただひとつの考えを共有するミュージシャンが集まった有志連合でもあるのだが、今回の次期大統領選挙について、生涯においてもっとも重要な選挙だという信念を共有している。そしてなによりも、オープンで理性があって公正で進歩のある政府を求めて闘うということらしい。そんな〈ヴォート・フォー・チェンジ〉に参加するアーティストたちは、今秋に行われる大統領選挙で濃密なレースが繰り広げられる混戦状態を期待しながら、そのことが実際に具現化することをめざして、彼らの持つエネルギーと才能をこのコンサートに注ぎ込もうとしている。この前例のないアーティストたちの努力によって、激戦地となることが予想される9州の28都市で1週間をかけて34回のステージを予定している。

 現在のところ、ベイビーフェイス、ジャクソン・ブラウン、ブライト・アイズ、デイヴ・マシューズ・バンド、デス・キャブ・フォー・キューティー、ディクシー・チックス、ジョン・フォガティ、ベン・ハーパー、ジュラシック5、ケヴ・モ、ジョン・メレンキャンプ、マイ・モーニング・ジャケット、パール・ジャム、ボニー・レイット、R.E.M.、ジェイムズ・テイラー、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドが参加を表明し、ブルース・スプリングスティーンが以下のようなコメントを寄せている。

「われわれはホワイトハウスの政策を変えようとしている。それが成功するか、失敗するか。わかりやすくて単純な話だよ」。

掲載: 2004年08月26日 11:00

更新: 2004年08月26日 12:06

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