THE ROOTS、NYのスタジオで新作お披露目

5作目となる新作『The Tipping Point』を完成させたルーツが、NYのエレクトリック・レディー・スタジオで2日間に渡り、ジャーナリストや業界人向けのリスニング・セッションを行った。ジミ・ヘンドリックスの絵が掲げられた歴史あるスタジオ内で、クエストラヴがミキシング・ボードの前に座って新作から11曲の音を披露した。音の内容はストイックかつ実験的なヒップホップ・サウンドで、客演をスキルズやジーン・グレイといったコアな仲間たちに絞り、同じところに留まることを良しとしない彼ららしい仕上がりとなっている。その後、ルーツのメンバーが、ギター兼バック・コーラスにマーティン・ルーサーを加えた新しいラインナップで登場。新作から3曲をスタジオで披露し、音質と演奏にこだわった試聴会となった。