saigenjiからパリでのライブ通信Vol.3到着!!
パリで単身武者修行ライブ中のsaigenjiからまたまた近況報告が到着! じっくりどうぞ。
4月14日
パリでのライブ3日目にして初ワンマン。場所は11区にあるアフリカンな〈BANTOU BAR〉。1階がバーで、B1フロアがライブ・スペース。通りを歩く人は黒人ばかり、やはりこの辺りでも日本人は珍しいのか、ジロジロ見られる。JOHNというこちらではCDもリリースしている強力なルックス(上下絨毯柄の毛皮のスーツ)のオーナーの段取りでリハーサル後、22:00ぐらいからLIVEスタート。お客さんは黒人ばかりかと思いきや、日本人も含め、様々な人種が60人ぐらい集まり、1時間半のステージ。今日からフランス語で曲間のMCをはじめ、これが思いのほか大受け。ラストのNAMIMAで大合唱の中、終了。この日は打ち上げで中華料理。
saigenjiいわく……
「それにしてもコアな場所でした。(汗)お店にマイクが一本しかなくて焦りましたが、カルロスたちの尽力で事なきを得ました。ライブは全く問題無し。しかしフランスの女の子はまじでかわいいです。そしてみんなライブが大好きなのですね。誠司もさえてました。音楽に国境はないです。まじで。それにしてもブラジル人ミュージシャンたちの胃袋は掃除機のようです。打ち上げでのオーダーの多さに見るだけで胸焼けがしそうでした。俺もだんだん顔がむくれてきています。味噌汁くいてえ」
4月15日
2日目ジャムセッションに参加した〈LE BLUE NOTE〉にて、MONTEBELLO,FARIAS&FEIJAOというボサノヴァ・ユニットと対バン。木曜日なのに、なぜかお客さんの出足悪し。21:30スタートで約1時間のステージ。ステージ、PA等は日曜日で慣れているので問題なし。前日の〈BANTOU BAR〉もそうだったが、パリのこじんまりしたLIVE HOUSEは入場無料でドリンク代のみのところが多く、少し興味のあるバンドをチェックするにはいいかも。
4月16日
前日と同じくLE BLUE NOTEにて、MONTEBELLO,FARIAS&FEIJAOと対バン。昨日とはうって変わって金曜なのか超満員。日本人もちらほら。お客さんのノリも最高で、アンコール2回。このままでは終われなくなりそうになり、バラードのイルカで終了。
saigenjiいわく……
15日は人が少なかった。ところが!お客さんの中に故バ-デン・パウエルのドラマーとして名を馳せたコアチ-さん(なんと今年75歳!)がいらっしゃいました。「非常にクリエイティブなリズムだね」とおほめの言葉をいただきました。むふ。ほんとに誰にあえるか何がおこるか分からないものです。しかしブルーノートはほんとにプラッサ11(表参道)みたいなところです。
16日。昨日は一体なんだったんだというような大入り満員。日本人のかたがたもちらほらいらっしゃいました。ほぼ1時間に渡っていつものレパートリーを披露したのですが、ばっちり盛り上がってくれました。みんな歌う、歌う! さすがラテン人です。そして非常に演奏をよく聞いてくれるのです。ライブの聞き方を非常によく心得ている感じです。なのでとってもやりがいがあるのですね。しかし女の子がかわいいです。そして我々は飲み過ぎです。マネージャーの田中はそろそろ胃が限界に来ているようです。俺様は全然平気です。