EVANESCENCE、新ギタリスト決定の一方で…もう一悶着
バンドの創設メンバーのひとりであるベン・ムーディが突然脱退してしまったエヴァネッセンスだが、彼の後釜として最新ツアーに参加していたテリー・バルサモが、このたび正式にエヴァネッセンスのギタリストとして迎え入れられることとなった。ところがヴォーカルのエイミー・リーが余計なことを口走ったものだから、テリーが所属していたコールドから猛烈な怒りを買っている。エイミーはあるウェブ・マガジンのインタヴューに応えて、「彼ら(コールド)は、またギタリストを雇って続けられるだろうけど……でも、彼らがまた新しいレコードを作るとは思えない。(中略)ワード(コールドのヴォーカル)はリハビリ施設を出たり入ったりで、シリアスな問題があるのはかなり確かよ」と発言。これを耳にした当の本人、ワードはコールドのホームページでバンドが解散しないことを宣言したうえで、「エイミーがどうしてあんなふうに俺の生活を暴露したのかわからない。彼女に対してこれまで失礼に接した覚えはない。これは俺が選んだ自分の人生であり、すべてを秘密にはしてはおけない。ただ俺自身に心の準備ができたときに、自分の口から公表させてほしかった」と書き込んで反撃。それに対してエイミーは平謝り。「コールドのファンの皆さんへ。これ以上、私の口から出てくるタワゴトを聞きたくないのはわかっているから短く簡潔に切り上げるわ。コールドの状況に関してステートメントを発する立場に自分はいませんでした――コールドは私のバンドではないのですから。反省しています。自分が完璧な人間だと主張したことはないし、自分の間違いを認められないほど自信家ではないわ」と、コールドのホームページのメッセージボードに書き込んだ。