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9月1日~9月7日、タワーレコード渋谷店チャートはどんな感じ?

まず、渋谷店総合チャートは激震。ムックのメジャー・デビュー作『是空』がいきなりランシドから一位を奪取。そのほか2位に元ちとせ、6位にHALCALI、9位にCOILと今週も邦楽ニュー・タイトルのランクインの波が押し寄せていますが、中でも3位の中村達也率いるLOSALIOS『The end of the beauty』が注目モノです。元BLANKEY JET CITYの浅井健一、照井利幸が参加、というファン驚愕の事実だけでも今作は話題をよんでいますが、ミック・カーンや土屋昌巳といった80'Sロック界の重要人物までを招いた(ロック野郎による)アヴァンギャルド・ジャズの世界は、非ブランキー・ファンの方の琴線にも力強くタッチした模様です。

さて、J-INDIEチャートはHAWAIIAN 6やfree Tempo、椿屋四重奏などが根強い支持を得るなか、やはりというべきかBEAT CRUSADERSが1位を確保。彼らのメンバー脱退ニュースに続いて最近はミッシェル解散の報、先日のpre-school活動休止発表と、時代の変節を感じてしまうようなニュースが続いております。BEAT CRUSADERSは2004年にはDVDを発表予定とのことなのでお楽しみに。またJ-INDIEのニュー・フェイスとしては、2位のORCAに注目。かつてshame、GIRAFFE、それぞれのバンドで活動していたメンバーがデュオを結成、満を持してリリースした新アルバム『輪唱カノン』は二人の器用さが感じられるポップ佳作。今後も注目を集めそうです。

 
・タワーレコード渋谷店総合チャート(9月1日~9月7日)
 1.ムック『是空 』
 2.元ちとせ『ノマド・ソウル』
 3. LOSALIOS 『The end of the beauty』
 4. THE NEPTUNES『THE NEPTUNES present...Clones』
 5. RANCID 『INDESTRUCTIBLE』
 
 →6位以降はこちらから
 
・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(9月1日~9月7日)

 1. BEAT CRUSADERS『BEST CRUSADERS』
 2. ORCA『輪唱カノン』
 3. HAWAIIAN 6 『ACROSS THE ENDING 』
 4. merengue『少女プラシーボ』
 5. goat bed『goat bed』
 
 →6位以降はこちらから

掲載: 2003年09月09日 17:00

更新: 2003年09月10日 11:55