Dixie Chicks、バッシングにボディ・ペインティングで抗議
ロンドンのステージ上から「ブッシュ大統領が私たちと同じテキサス出身者なのを恥ずかしく思います」と発言して以来、歯止めが効かなくなっているディキシー・チックスへのバッシング。地元のテキサス州では彼女たちのCDがブルドーザーで踏み潰され、全国的にもラジオ局の選曲リストから外されてしまったりと、思いのほかのバッシング・ラッシュに3人もすっかり憔悴気味。たまりかねた彼女たちはプライムタイムのTV番組に出演、釈明インタヴューを1時間に渡って行った。「CDのセールスが落ちたことより、自分たちや家族の身の安全のほうが気になる」と、あまりにもヒドイ仕打ちを涙ながらに訴えた。また、同じ週に店頭に並んだ「Entertainment Weekly」の表紙では、3人がヌードを披露。彼女たちに対して発せられた〈サダムの天使〉や〈ディキシーのヤリマン〉といった悪口を、ボディ・ペインティングで描くことで理解を仰ごうとしている。