SOFT WORKS、来日公演決定

5月には来日公演が決まっているキャラバンと共に、カンタベリー・ロックの礎を作り上げ、後のジャズ・ロック／プログレッシブ・ロック／フュージョンなどの音楽シーンに大きな影響を与えたバンド、ソフト・マシーン。メンバーチェンジを繰り返し、81年に解散するまでにはオリジナル・メンバーがひとりもいなくなってしまっていたというエピソードも有名な彼ら。そんなバンドの元メンバーの中から、ヒュー・ホッパー、エルトン・ディーン、ジョン・マーシャル、アラン・ホールズワースの4人が、ソフト・ワークスというバンド名で事実上の再結成を果たし、8月に来日公演を行うことが、プロモーター・ウドー音楽事務所のサイトで発表された。

今年3月にアルバム『アブラカダブラ』を発売したばかりの、元ソフト・マシーンのメンバー達による、限りなく中～後期ソフト・マシーンに類似しているこのバンド、今回の来日では、東京2公演、大阪1公演の計3公演の開催が予定されている。昨年は、バンドのオリジナル・メンバーであるケヴィン・エアーズが10年ぶりの来日を果たして大成功を収めたこともあり、この公演も大いに盛り上がりそうだ。

また4月25日には、ソフト・マシーンのBBC音源をすべてCD化するプロジェクトの第一弾となる、『Top Gear Sessions』の日本盤が発売される。こちらは半数以上の曲が初出で、さらにヒュー・ホッパーとケヴィン・エアーズがライナーを務めているファン垂涎の内容となっているんだとか。

“ソフト・ワークス来日公演”
8月8日（金）、9日（土） 恵比寿 ザ・ガーデンホール
料金：\7,500
問い合わせ：03-3402-5999（ウドー音楽事務所）

8月11日（月） 大阪 なんばHatch
料金：\7,500
問い合わせ：06-6341-4506（なんばHatch）