スタンダード・ジャズ界の屋台骨、レイ・ブラウンが死去。
ジャズ界の巨匠として知られるベーシストのレイ・ブラウンが2日、米インディアナ州インディアナポリスで死去した。享年75歳。死因は明らかにされていない。
ペンシルベニア州ピッツバーグ出身で、ディジー・ガレスピーやチャーリー・パーカーとの共演、オスカー・ピーターソン・トリオへの参加などで、スタンダード・ジャズの発展に貢献した。とくにオスカー・ピーターソン・トリオでは、ジャズ・スタンダードの名曲"The Days of Wine And Roses"や、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバ曲"The Girl From Ipanema"などを演奏した「We Get Requests」のほか、多くの名盤をのこした。