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ダフト・パンク人気が、ついにフランス政界まで

いまやフランスの国民的スターであるダフト・パンクだが、その人気が思わぬところでも証明された。極右勢力の台頭で大いに揺れたフランス大統領選において、現職のシラク候補が〈もう一度!〉と思ったのかどうか、選挙活動のキャンペーン・ソングに彼らの“One More Time”を使用したいと申し入れたのだ。ダフト・パンク側は「政治的理由で自分たちの曲が使われるのはまっぴら」と断固拒否の姿勢。が、すでにいくつかの選挙会場では無断使用されており、ダフト・パンク側はこれ以上使用したら法的手段に出ると訴えた。結果、シラク側はサン・ジェルマンの曲に切り替えようとしたがまたも拒否され、最後は大御所シンガー、ジョニー・ハリディの曲に落ち着いた。結果的にシラクは再選を果たしたが、彼は以前にもダフト・パンクのサイド・プロジェクト=スターダストの曲を無断使用して敗訴、1フラン(!)の賠償金を支払ったばかり。それほど彼らの人気にあやかりたいのか、それとも本当に大ファンだったりするのだろうか?

掲載: 2002年06月06日 16:00

更新: 2004年03月19日 17:52

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