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インタビュー

INTERVIEW(4)――自分の素のスタイルを出せた

 

自分の素のスタイルを出せた

 

――あと、新味ということでは、KAZの初ソロ曲“Aiyaia”もあります。

NAT「そう、初ソロ。これは未来の自分のベイビーに対して書いてる曲なんです。いま、私の周りがベイビー・ラッシュというか、お腹に子供がいたりして」

――最初に聴いたとき、〈おや、KAZ、ひょっとして?〉と思っちゃったんだけど。

NAT「みんなにそう言われるんですけど、そのかけらもまだない感じなんで(笑)」

――あ、そうなんですね。じゃあ、そこはちゃんと書いておきます。〈ご懐妊と誤解〉されないように。

NAT「あっはっは! 韻踏んだー(笑)」

KAZ「ご懐妊してもいいくらい、子供が大好きなんですけどね」

――そもそもなぜ今回ソロ曲を入れようと思ったんですか?

KAZ「なんか出来ちゃった、って感じなんですよ。もともと曲のベースラインを作ってるのが私なので、その作業のなかでバーッと書いて歌って聴かせたら、みんなに〈これ、いいんじゃない?〉〈これはKAZっぽい〉って言ってもらえて。もともとEGO-WRAPPIN'とかUAさんとかケイコ・リーさんとかがすっごい好きで、そういう自分のスタイルを出せた曲だなって思ってます」

――ジャズ×ルーツ・レゲエみたいな曲だし、センティメンタルな曲調も相まって、KAZのシンガーとしての魅力が出てるなって思いました。

KAZ「ありがとうございます」

――ソロということもあるけど、曲調も歌い方もBROWN SUGARと全然違うし。

KAZ「全然違いますね。でも、私を知ってる人にとってはこっちが素なんです。カラオケとかで歌ってるのはこっちのKAZ(笑)。だから、いちばん地声に近いというか」

NAT「ホントにカラオケではこっちのKAZなんですよ。だから、私たち周りの人間は違和感がなくて〈あ、KAZだね〉って。鼻歌のときもこんな感じだから」

 

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掲載: 2010年07月07日 18:00

インタヴュー・文/猪又 孝