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ROSEの若き血潮を、曽我部恵一オーナーが推薦!!

『LANTERN PARADE』
華やかな光舞うダンスフロアとは別の場所から聞こえてくるソウル・ミュージック。情念深いリリックをクールなメロウネスで包み込む、LANTERN PARADEのセカンド・アルバム。「僕のペルソナだと思ってる人がいまだにいる(笑)」と言われれば、確かにサニーデイ・サービスが最後に辿り着いた場所と同じようなところから聞こえてくるよなこないよな。「絶対イイから、経営者の立場としてもある意味安心してるんです。長い目で見たらなんらかの評価を必ず受けるだろうなと思ってるんで。僕が家で聴くいくつかの日本語の音楽、そのひとつです、これは」。

『エレキコミック』
中古レコード屋巡りと古漫画探しが趣味というお笑いコンビ、エレキコミック。彼らの舞台音楽を手掛けているという縁で、曽我部恵一プロデュースのもと、めでたくアルバムが完成。サニーデイ・サービスのファースト・アルバム『若者たち』にあった〈青さ〉みたいなものが感じられなくもない。「テーマは〈学祭の感じ〉です。学祭の直前になってバンドを組む感じってあるじゃないですか。ジャンケンで負けたやつがベースで(笑)。で、当日必ず演奏を失敗するんだけど、帰り道に〈今日は楽しかったよね〉ってみんなでジュースを飲んでる瞬間をイメージしてます」。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年07月28日 13:00

更新: 2005年08月04日 18:24

ソース: 『bounce』 267号(2005/7/25)

文/久保田 泰平

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