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インタビュー

男気漲る漢のディスコグラフィー

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年03月03日 12:00

更新: 2005年03月03日 19:18

ソース: 『bounce』 262号(2005/2/25)

文/一ノ木 裕之

MS CRU 『帝都崩壊』 Pヴァイン(2002) クルーに対する現在に至るまでのイメージを初リリースにして決定づけてしまったシングル。はじかれた社会に真っ向から突きつける脱社会人宣言は、傍観者でいられない彼らの、社会へコミットしていかんとする裏腹な表現と言うべきか。衝撃。

MSC 『宿ノ斜塔』 Libra(2003) Libraからのリリース第1弾となったミニ・アルバム。トラックもさることながら、ラップぢからのさらなる向上が、ここに至ってもなおクルーが成長期にあることを感じさせる充実作。〈最新作がベスト〉とはいまの彼らにこそ相応しい言葉かも。

MSC 『MATADOR』 Pヴァイン(2003) ファースト・マキシをぐっと増幅させた世界観は、執拗なまでにこちらの耳にこびりつく、街とそこに住む人間の縮図。すぐそこに広がる光景をやや刺激の強いエンターテイメントとして楽しむのも可能かもしれないが、その先を見たい。

降神 『降神』 Pヴァイン(2004) エローン(韻踏合組合)も交えた“お尋ね者”にてサクッと交わす1ヴァースは、路上で仲間と確認する友情の握手に似たり。書きなぐりならぬラップしなぐるエローンのフリーハンドが志人、なのるなもない、漢のカッチリしたやり口と対をなすチューン。

I-DeA 『self-expression』 Pヴァイン(2004) DEV LARGEとそれぞれの曲のフックを分け合って2曲。漢がメインとなる“毒立毒歩”ではがむしゃらに走ってみずからを全うせんとする自画像を活写。DEV LARGEとのスタイルの違いが、わかりすぎるくらいにわかっちゃうコントラストに。

刃頭 『日本代表』 Pヴァイン(2004) 華々しいあのメロディーから始まる手合わせ。最狂音術師の堂々たるトラックの上で斬りつける作法は傑作アルバムの冒頭をふつふつと沸き上がらせるイントロとして絶好。インストを挟んで繋がる53年生同士の初対面が告別式とは運命は皮肉。

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