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インタビュー

大ブレイク中のダニエル・ベディングフィールド(たち)にも注目!!

1年かけてじっくりと大西洋を渡ったクレイグ・デヴィッドですが……今度は、本国UKでも〈ネクスト・クレイグ〉の最右翼と目されていたダニエル・ベディングフィールドがやってくれました! シングル“Gotta Get Thru This”(それ以前からUKガラージ・シーンではホワイト盤などで知られた存在でした)がUKチャートの頂点を極めてからおよそ1年、全米シングル・チャートのトップ10に食い込むことに成功したのです。アルバム『Gotta Get Thru This』は普遍的なポップス中心の内容で、クレイグとはまた異なる支持のされ方だったのでしょうが……。ほかにも、次作では全米進出を目論むミスティーク(それに先駆けてモンテル・ジョーダンの“This Is How We Do It”をカヴァー)といい、すでにUSでも通ウケする評価を集めたミス・ダイナマイトといい、USの専門誌で〈UKのギャングスタ・グループ〉と紹介されて話題のソー・ソリッド・クルーといい、2ステップ/UKガラージ出身の大物アーティストたちがアメリカを席巻する日はもう始まっているのかも知れません。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年12月05日 12:00

更新: 2003年02月13日 12:04

ソース: 『bounce』 238号(2002/11/25)

文/出嶌 孝次