【RETURN OF JAZZ FUNKキャンペーン】マウンテン・モカ・キリマンジャロ セレクション
MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO:四方田“Temjin”直人:Trumpet、大橋“Carlos”邦充:Tenor Sax、小林“Bobsan”直一:Guitar、溝口“Mzo”祐毅:Organ / Keyboard、近藤“Ginger”祐介:Bass岡野“Tiger”諭:Drums / Percussion。通称・埼玉の粗大ゴミ。埼玉発、疾走するインストゥルメンタル・バンド。2007年より現在のG、B、D、Sax、Tp、Orgの6人編成となる。 60/70sのBlack Musicを基調とした大胆かつ緻密な楽曲アプローチと、痛烈かつ怒涛のライヴ・パフォーマンスでフロアをロックし続ける。徹底的にタイトでありながら柔軟に進化するバンド・サウンドは、まさに黒人音楽を全年代的に貫く“FUNK”そのものを体現しており、日本を代表するインスト・ファンクとの呼び声も高い!
▼RETURN OF JAZZ FUNKキャンペーン開催中
RETURN OF JAZZ FUNK meets MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO
小林 “Bobsan” 直一:普段ブログなどでレコメンを書くことは少ないバンドだが、 いい機会なので各メンバー2枚ずつお気に入りの盤をレコメンして もらうことにしてみた。この中から1枚でも、これらの作品がみなさんのCD棚“お気に入りゾーン”に追加されることを祈って。
大好きなバーナード・パーディ目当てで手に取った一枚。名士たちによる演奏は他参加作品に比べると幾分か大人しめな印象だが、バマの持つ雰囲気とのマッチングで全体的に漂うずっしり重い空気感が最高です。それが狙いか!?さすが名士達!ヘッドホン爆音でバマの息遣いを感じて欲しい。(Tiger)
収録時間40分弱、全8曲の中にストーリーを感じる。ビッグバンド形態の曲には、バンドアンサンブルによってストーリーをすごく感じるのだが、バディ・リッチのこのアルバムの曲配置によりそれは更に強く感じる事ができる。冒頭の疾走するビート“Nuttville”に始まり、クライマックスに相応しいホーンリフの“Senator Sam”で終わる。何度でもこの世界観に浸れる一枚。(Carlos)
まずジャケの色がいいので、家でもよくレコード手に取っちゃう(笑)。“Let's Stay Together”、この名曲カヴァーは数あれどこれが一番好み。“Shaftのテーマ”のオルガンカヴァーも○。前半のソウルカヴァー集的側面と、軽快なアレンジが気分に合えばgood。(Mzo)
ライブ盤でこの2人の共演が聴けるなんて、そりゃ買うだろ、な1枚。
ギターにはオドネル・レヴィも。巨匠お2人のオルガン、オドネルのギターも抜群だけれど、1曲目“The Preacher's Tune”のマーク・エルフ?の炸裂するギター・ソロも最高。主役のお2人を食う勢い。JB風なベース・ラインでどっしり突き進む5曲目“Brown Bread”もカッコよし。世の中に数多くライブ盤があるけれども、自分が“ライブ盤を残すならばこれ”だと思える盤は少ない。そんなライブ盤の1つに認定!(Bobsan)
まるでジミヘンを連想させるかのような、アルバム全編にわたる『えげつなく』かき鳴らすギター。アルバム収録曲最後を飾る“Tried To Touch”の、ギター・オルガン・ベースのユニゾンリフにホーンセクションが怪しく絡む。最高です。Jazz Funkとは思えないくらい、黒光りしてる一枚。(Carlos)
これを聞けばこのバンドが時代に乗ってどう変わっていったのかがよくわかる。ホーンセクションがかっこいいので基本的にどの時代の曲も好きだが、“JUNGLE BOGIE”言わずもしれた名曲。サンプリングもいたるところでされてます。“GIVE IT UP”も隠れた名曲。その時代の頃の曲は特にかっこいい。ホーンセクションに混ざりたい(笑)(Temjin) ※現在、廃盤となっております。申し訳ございません。
アタックの強いラリーの弾き方は、これ以前の盤のlickin' stcik等のピアノカヴァーも活きますが、ファンキイ的にはWurlitzerにばっちりハマってる気がしています。フレーズ的にはWurlitzerでジャズを聴くという研究にも役立つので、Wurlitzer盤として要チェック。(Mzo)
1970年のメイシオのリーダー作品。最初から最後までメイシオのソロを堪能できる1枚トランぺット2人、テナーサックス二人と偏ったホーンセクションだが、パリッとしててそれがまた気持ちよい。(Temjin)
もう完璧!な一枚。1曲目のドラムブレイクを聴いただけで満点出します。こんなサウンドで録音出来たら、と夢膨らむ名盤です。(Tiger)
説明不要の名ライブ盤でしょう。ビリー・ウッテンのヴィブラフォンはもちろん、ドラムスのハロルド・カードウェルの叩きっぷりが最高。“In The Rain”はあまりにも有名だけれど、個人的には“We've Only Just Begun”もグッとくる。演奏内容、テンション、音質すべてにおいて、“ライブ盤を残すならばこれ”という自分達の理想の1つのカタチと言える。(Bobsan)
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▼モカキリからのコメント
「これもP-VINEだったのか。」ふと自宅のCD棚から手にした盤を眺めて改めて気付く。なんて経験 が多いのは、きっと俺だけじゃないはず。ジャズ、ファンク、ブルースの ファンは特にそういった経験が多いのでは? Mountain Mocha Kilimanjaroを始めたばかりの頃、「グルーヴ・マーチャ ントのジャズ・ファンク・シリーズが強烈だ」とバンド内でも話題にな り、みんなこぞってバディ・リッチに手を出したのを覚えている。俺もそれをきっかけにオドネル・レヴィ、ジミー・マグリフやグルーヴ・ホームズにのめり込んだ。あとになって気が付いたのだがそれらがまさに、P-VINEからリリー スされていた“リターン・オブ・ジャズ・ファンク”シリーズのCDだったというわけだ。 それから8年にわたり計88タイトル、もはや偉業。なかには レコードでしか聴くことのできなかったこれらの作品を、より手軽にCDで入手できるという事がファンにとってどれ程嬉しい事か。これからも期待しておりますよ。 (小林 “Bobsan” 直一)
◆ライヴ情報
・6/4(土)ITADAKI 2011
◆リリース情報
・7月より怒涛の6ヶ月連続7インチ・リリース決定!!