博多大吉「ここまでバラすとは!」今年の決勝戦は12月21日!「M-1グランプリ」2008年優勝者の著作に注目

昨年は令和ロマンが2連覇を果たした「M-1グランプリ」。史上初の快挙に続くべく、2025年の出場組は11,521組と過去最大を更新した。今年も、この中から日本一の漫才師が誕生する。
●今年の放送日は12月21日に決定!「M-1グランプリ」の歴史を振り返る
2001年の「M-1グランプリ」初代優勝は「中川家」。「M-1グランプリ」の歴史はここから始まった。2010年には、2002年以降9年連続で決勝進出という実績を残しながらも、優勝を逃し続けてきた「笑い飯」が悲願の優勝を達成。しかし、同年をもって大会はいったん終了した。
その後、2011年から2014年の空白期間を経て2015年に再び復活、これ以降は毎年、栄冠を巡って多くの漫才コンビがしのぎを削っている。
大会自体の盛り上がりはもちろん、毎年話題になるのが、公式の「M-1ラジオ」や既にM-1を卒業した芸人による考察や感想動画。今年は、2020年優勝者の「マヂカルラブリー」がキャスターを務め、大会の最新情報を届けるYouTube番組「速報!M-1ニュース2025」が配信される。
また、ファンからの注目が集まるのが「M-1グランプリ」の審査員だ。昨年は「中川家」の礼二や「博多華丸・大吉」の博多大吉ら常連勢に加え、2008年大会で優勝した「NON STYLE」の石田明、準優勝だった「オードリー」の若林正恭が初抜擢。例年、決勝戦・敗者復活戦の審査員はその1週間前に放送される事前番組で発表されており、今年の審査員が誰になるのかも要注目だ。
昨年の審査員を務めた「NON STYLE」の石田明は、「ナインティナインのオールナイトニッポン」で結果を徹底検証する「M-1答え合わせ」のコーナーを複数年度にわたって担当。その分析力により、「漫才博士」などの異名を持つ。
その石田が2024年に上梓した書籍が「答え合わせ」だ。石田が漫才や「M-1グランプリ」にまつわる疑問に「答え」を出すことを試みており、同書の内容には「博多華丸・大吉」の博多大吉が「ここまでバラすとは!」、「令和ロマン」の高比良くるまが「この1冊でNSC1冊分の価値ありますけど逆に大丈夫ですか?」と、プロの漫才師からも絶賛の声が相次いでいる。同書を紐解くことで、「M-1グランプリ」をより楽しむことができるだろう。観戦のお供におすすめだ。
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掲載: 2025年12月07日 13:19

