“ウシジマくん”真鍋昌平の最新作!法とモラルの極限ドラマ『九条の大罪』がNetflixで待望の実写化決定

漫画「闇金ウシジマくん」で知られる真鍋昌平の最新作「九条の大罪」が、Netflixで2026年春に実写化されることが発表された。法とモラルの極限を描き、単行本は累計発行部数400万部を突破。このたび満を持して映像化され、世界配信される。
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●法とモラルの常識がひっくり返る…
「九条の大罪」は半グレ・ヤクザ・前科持ちなど、厄介な依頼人の案件ばかりを引き受ける弁護士・九条を主人公にした“真鍋昌平らしさ”が満載の作品。世間からは悪徳弁護士と罵られながらも、道徳上許しがたい悪人だとしても依頼人を擁護する。『闇金ウシジマくん』では闇金業者の目線から見た社会の闇を描いていたが、今作では、弁護士の視点から現代社会のタブーに切り込んでいく。
Netflixドラマの主役・九条間人(くじょうたいざ)には、『浅草キッド』から『ガンニバル』まで個性的な役を数多くこなしてきた実力派・柳楽優弥をキャスティング。柳楽は「九条の行動原理や信念は、果たしてどこにあるのか。僕自身ワクワクしながら取り組んだ作品です」とコメントしている。九条のもとで居候して働く東大卒のエリート弁護士・烏丸真司を、近年話題作への出演が続くSixTONESの松村北斗が演じる。
真鍋の代表作「闇金ウシジマくん」のテレビシリーズは、山田孝之を主演に2010年から放送を開始し、深夜帯にもかかわらず高視聴率を記録。ドラマシリーズは3シーズンと劇場版が4本制作されている。完結後もその人気は衰えず、2022年には高橋メアリージュンが主役を務めたスピンオフ作品『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』で堂々カムバックした。
実写化と相性の良いイメージがある真鍋作品だからこそ、今回の『九条の大罪』にも大きな期待が集まっているようだ。原作者である真鍋は「企画が立ち上がってから数年。製作陣にご尽力いただき、1話目の仕上がりの素晴らしさに、込み上がる思いが抑え切れず泣きました」と実写化の喜びを語った。
原作の単行本は現在15巻まで刊行されている。ケンドーコバヤシがテレビ番組でおすすめし、中田敦彦も自身のYouTubeで「今、ハマっている漫画」と紹介し「おもしろい」と熱弁した。九条は、神か悪魔か。大罪とは何なのか。しびれる“真鍋ワールド”を、この機会にぜひ原作でも触れてみてほしい。
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タグ : レビュー・コラム
掲載: 2025年11月16日 12:00

