注目アイテム詳細

〈LOUD PARK 25〉メタル・シーンの「今」と「未来」を映し出すメタルの祭典を特集!

毎月11日はハードロック・ヘヴィメタルの日

メロイックサイン🤘をすると11に見える、ということで毎月11日は“ハードロック・ヘヴィメタルの日”!
ついに国内最大のメタルの祭典ラウドパークが10月13日(月・祝)にさいたまスーパーアリーナで開催!今回はこれまでの伝統を受け継ぎつつも、現在のグローバルなメタル・シーンの「今」と「未来」を映し出す、大胆かつ革新的なラインナップとなりました。ヘッドライナーには、モダン・メタルの頂点に君臨するPARKWAY DRIVEが降臨。さらに、スラッシュ・メタルの伝説KERRY KINGや、デビューアルバム20周年を記念するBULLET FOR MY VALENTINEなど、国内外の強力なアクトが集結!

前半では出演バンドの紹介、後半では筆者による歴代のベストアクト紹介のセクションに分けてラウパを盛り上げていきます!

最新作『Giants & Monsters』発売記念!Helloweenとジャーマンメタル特集!

 
LOUD PARK 25特集 目次
  1. LOUD PARK 25ヘッドライナー紹介
  2. LOUD PARK 25出演バンド
  3. メタルの日著者が選ぶLOUD PARK歴代激熱名演ベスト3
 

LOUD PARK 25ヘッドライナー紹介

 

Parkway Drive

メタル・シーンの頂点に立つ、オーストラリアが誇るモダン・メタル・モンスター

LOUD PARK 25のヘッドライナーとして、ついにその勇姿を日本で見せつける! 20年の歳月を経て、メタルコアという枠を超越し、スタジアム・クラスの規模で世界を席巻する彼ら。荘厳なプロダクション、圧倒的な演奏力、そして観客を巻き込むスペクタクルなライブパフォーマンスは、まさに「現代のヘヴィメタル」の代名詞です。
メタルコアの攻撃性を保ちつつも、シンフォニックな要素やオーケストラを大胆に取り入れたそのサウンドは、進化と深みを増し続けています。長いキャリアの中で培われたカリスマ性をもって、LOUD PARKの舞台を彼らの独壇場へと変えるでしょう。新時代の幕開けを告げる、歴史的なヘッドライニング・アクトは必見!

Parkway Driveは4月のメタルの日でより詳しくご紹介!
Parkway Driveとメタルコア特集

 

LOUD PARK 25出演バンド

今回のラインナップは、従来の正統派メタルから一歩踏み出し、メタルコア、モダン・ヘヴィネスを主軸に、新旧のエクストリーム・メタル勢、そして世界に通用する日本の実力派をバランスよく配置。まさに「LOUD PARKの世代交代」を象徴する、エキサイティングな一夜となるでしょう。メタルシーンの新たなフェーズを体感せよ!その目で、その耳で、歴史の転換点を目撃してください!

Bullet For My Valentine

UKメタルコアの雄、デビュー作20周年を記念する特別な夜

ウェールズ出身、メロディック・デスメタル、スラッシュ、エモコアの要素を融合させた独自のメタルコア・サウンドで、2000年代のメタルシーンにおいて最も重要なバンドの一つとして台頭。
LOUD PARK 25では、彼らのキャリアを決定づけたデビューアルバム『The Poison』のリリース20周年を記念し、全曲演奏を含む特別なセットリストを披露!攻撃的なリフと哀愁漂うメロディーが交錯する彼らの音楽は、日本のファンにも熱狂的に支持され続けています。伝説的なアルバムの完全再現、この特別な機会を見逃すな!

 

Kerry King

スラッシュ・メタルの“王”が再臨。SlayerのDNAを受け継ぐ極悪サウンド

スラッシュ・メタル界の伝説的バンドSlayerの共同創設者であり、象徴的なギタリストであるKerry Kingが、自身の名を冠したバンドを率いてLOUD PARKに降臨!
彼のソロプロジェクトには、Slayerの盟友ドラマーであるポール・ボスタフをはじめ、カイル・サンダース(Hellyeah)、フィル・デンメル(ex-Machine Head)、マーク・オセグエダ(Death Angel)という、USメタル界の重鎮たちが集結。デビューアルバム『From Hell I Rise』は、Slayerの遺伝子をストレートに受け継いだ、痛快かつ極悪なスラッシュ・メタル・サウンドで世界を熱狂させています。
そのトレードマークである攻撃的なリフとステージ上での威圧感は健在。真のスラッシュ・メタルとは何かを、そのパフォーマンスで示してくれるでしょう!

 

The Haunted

スウェディッシュ・デスラッシュの古豪。8年ぶりの最新作を携え来日

スウェーデンのメロディック・デスメタルのパイオニア、At The Gatesのメンバーによって結成されたThe Hauntedは、「デスラッシュ」というジャンルを確立したバンドの一つです。スラッシュ・メタルの猛烈な突進力と、メロディック・デスメタルの叙情性を兼ね備えた、獰猛でグルーヴ感あふれるサウンドが特徴。
LOUD PARK 25では、8年ぶりとなる待望の最新アルバム『Songs Of Last Resort』を携えての来日!この新作は、バンドの初期衝動を思わせる容赦ないアグレッションと、現代の危機的状況をテーマにしたシリアスな世界観が融合した傑作であり、彼らが未だシーンの最前線にいることを証明しています。鋼鉄の殺戮衝動を体感してください!

 

The Ghost Inside

希望を歌うハードコア・アクト。絶望を乗り越えた奇跡の復活

カリフォルニア州ロサンゼルス出身、強靭なハードコア・サウンドに、希望、葛藤、そして不屈の精神を綴った内省的な歌詞を融合させた、世界で最も感動的なメタルコア・バンドの一つです。
彼らの物語は2015年に経験した、メンバー全員が重傷を負うという壊滅的なバス事故抜きには語れません。この絶望的な状況からの奇跡的な復活劇は、バンドの不屈のテーマを体現し、世界中のファンに勇気を与えました。LOUD PARKのステージは、彼らが「生きる」ことを選んだ証であり、その一音一音に込められた強いメッセージは、観客の魂を揺さぶるでしょう!彼らのライブは、単なる音楽パフォーマンスではなく、勝利の物語です!

 

Heaven Shall Burn

ドイツのメロディック・デスメタルコア巨頭。思想と轟音の融合

ドイツのHeaven Shall Burnは、スウェディッシュ・メロディック・デスメタルの叙情的なリフと、ハードコア・パンク譲りの強靭なメタルコア・グルーヴを融合させたサウンドで知られています。彼らは単なるメタルバンドではなく、ヴィーガン(菜食主義)や反ファシズム、反人種差別といった強い政治的・社会的なメッセージを掲げ、その信念を音楽を通して体現し続けている点で独自性を放っています。
最新アルバム『Heimat』は、ドイツ語で「故郷」を意味し、彼らのルーツと現代社会に対する痛烈な批判が込められた作品です。疾走感あふれるブラストビートと、マーカス・ビショフの激烈なグロウルは健在。魂を揺さぶるヘヴィネスと、聴く者に立ち上がる勇気を与える彼らのライブは、メタルシーンでも最も熱い体験の一つとなるでしょう!

 

Orbit Culture

スウェーデン発、次世代のヘヴィネスを担うモダン・メタル

スウェーデンのエークシェーから現れたOrbit Cultureは、メロディック・デスメタル、グルーヴ・メタル、インダストリアル、そしてジェントの要素を融合させた、強烈なモダン・メタル・バンドです。Vo/Gtのニクラス・カールソンの生み出す、Meshuggahの機械的な重厚さとMetallicaの叙情的なギターワークを併せ持つサウンドは、「次世代のメタル・アクト」として世界的に高い評価を受けています。
冷たく引き裂くようなリフと、スタジアム級の壮大なコーラスが特徴です。最新アルバム『Death Above Life』では、よりダークで重厚な要素を探求しつつ、SlipknotやLinkin Parkのようなキャッチーさも取り入れ、バンドの新たな章を開いています。彼らのライブは、その圧倒的な音圧とカリスマ性で、観客を巨大なグルーヴの渦に巻き込みます。

 

Crystal Lake

日本から世界へ轟く、エクストリーム・ミュージックの旗手

2002年に東京で結成された、日本のメタルコアシーンを牽引するバンドです。ブルータルなブレイクダウン、メロディックなギターワーク、そして荘厳なコーラスを巧みに融合させた、ハイブリッドなメタルコア・サウンドで世界的な人気を獲得しています。
特に北米のレコードレーベル「SharpTone Records」との契約以降、その活動は世界規模となり、「The Ghost Inside」のような海外バンドとも共演を重ね、LOUD PARKなどの大型フェスでも存在感を示しています。逆境を跳ね返すような力強いメッセージと、緻密に構成された楽曲は、日本のエクストリーム・ミュージックのクオリティを世界に証明し続けています。

 

SABLE HILLS

世界基準のサウンドと圧倒的なライブパフォーマンスを持つ国産メロディック・デスメタル

東京を拠点に活動するメロディック・デスメタル/メタルコア・バンドです。北欧メロデスが持つ叙情的な美しさと、モダンメタルコアの持つブルータルなグルーヴを融合させた、独自のサウンドを確立しています。
ヨーロッパ最大のメタルフェス「Wacken Open Air」に出演するなど、結成当初から積極的に世界進出を目指しており、海外レーベル「Arising Empire」からも作品をリリースしています。楽曲は、「信念」や「逆境からの再生」といった力強いテーマを扱い、そのパフォーマンスは常にアグレッシブかつ感情的で、日本のメタルシーンを牽引する存在として国内外から熱い注目を集めています!

 

ulma sound junction

沖縄・石垣島発。プログレッシヴとラウドが交差する「Cinematic Core」

ulma sound junctionは、沖縄県石垣島出身の幼馴染4人で結成されたプログレッシヴ・ロックバンド。予測不能で変幻自在な曲展開と、一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディを両立させた独自の音楽性で「Cinematic Core」というジャンルを提唱しています。
ベース&ボーカルの田村ヒサオによる民族音楽的なムードを帯びた圧巻のボーカル、卓越したツインギターのアレンジ、そしてハイセンスなドラムワークが融合し、ワールドクラスのクオリティを誇ります。2019年には世界最大級のインディーズバンドコンテスト「エマージェンザ国際決勝大会」で世界3位を受賞。2023年にはTVアニメ『ラグナクリムゾン』のオープニングテーマ「ROAR」を担当するなど、その活動の幅を広げています。

 

View From The Soyuz

スウェーデン・メロデスとモダンメタルコアを融合させた新世代ハードコア

東京を拠点に活動するメタルコア・バンド。音楽性はスウェーデン系メロディック・デスメタルが持つ叙情性やメロディックな要素と、ニュースクール・ハードコア/メタルコアのブルータルなブレイクダウンやヘヴィネスを組み合わせた、独自のスタイルで国内外から高く評価されています。
特に、アメリカのハードコア/メタル系メディアで取り上げられるなど、結成から間もないながらも海外での認知度も急速に高めています。2025年6月には待望の1stアルバム『Ubiquitous』をリリースし、日本のハードコア・シーンの未来を担うバンドとして注目を集めています。

 

Phantom Excaliver (オープニング・アクト)

夢・情熱・希望・勇気をテーマに爆走する「青春メタル」バンド

東京を拠点に活動する日本のヘヴィメタルバンド。「夢」「情熱」「希望」「勇気」といった熱いテーマを掲げ、クサいメロディと疾走感を追求したメロディック・スピード・メタルを独自のスタイルとして確立しています。
その音楽性と裏腹に、ライブでは観客が笑顔になり、時には涙が溢れるほどのエモーショナルで情熱的なパフォーマンスが持ち味です。2023年には世界最大のメタルフェス「Wacken Open Air」に出演するなど、日本が世界に誇る「青春メタル」バンドとして、国内外で活動の幅を広げています。

 

LOUD PARK 25 開催概要
日程: 2025年10月13日(月・祝)
会場: さいたまスーパーアリーナ
MC: 丹下眞也(OUTRAGE)
公式サイト:https://loudpark.com/

 

メタルの日著者が選ぶLOUD PARK歴代激熱名演ベスト3

今回で14回目の開催となるLOUD PARKですが、過去に参加された方も多いのではないでしょうか。筆者も何度か参加しているのですが、中でも特に素晴らしかったライヴをご紹介!皆様と思い出に浸れればと思います。

3位:Anthrax (2006)

第1回目の2006での公演で、この公演はもはや伝説的な回となっており、06が歴代で1番という人も結構見かけます。初日のヘッドライナーがMegadethで2日目がSlayer。他にはDio、Arch Enemy、Children Of Bodom、In Flames、Lamb Of God、Mastodonなど歴代最高もうなづけるメンツですね。

Anthraxは初日のセミファイナルでの出演で、当時Anthraxにドはまっていた筆者はS.O.D.のパーカーを自作し幕張入り。会場でそれを見てサムズアップをくれたメタルおじさんの顔は今でも忘れられません。

1時間以上物販に並んだもののJAPANTHRAX Tシャツが買えずローテンションで開演(腹いせに?翌日スレイヤーのTシャツを4枚くらい買ってしまう)。メンバーはベラドナはともかくギターにダンスピッツが復帰という黄金期メンバーによる奇跡の布陣!必死に前から2列目くらいまで行った結果、ダンスピッツとは3回、ベラドナとは1回目が合いました!(確実)終演後は力尽きて床に寝ていたのですが、すぐさまMegadethの「Blackmail the Universe」のイントロが流れ始めたのでフラフラでステージに向かいました。

その他の2006年出演バンドの名盤

 
 

2位:Pantera (2023)

前回から6年ぶりとなった幕張で開催された第13回目の公演。ヘッドライナーは再結成のPanteraでKreator、Stratovarius、Carcass、Nightwish、Amaranthe、H.E.R.O.などエクストリーム勢と正統派メタルのバランスが取れた編成。久々の開催ということもあり、最初のヘッドライナー発表の時点で参加せざるを得ないと心に決めた回でした。

後追いの筆者が知った時Panteraはすでに解散どころかダレルは亡くなっていましたが一聴してその魅力にとりつかれてしまい、それまでのMötley Crüe的デニムパンツ&ハイカットスニーカーから軍パンの裾を切ったハーパン&ブーツに筆者のライフスタイルも変貌を遂げていました。(髭は全然伸びず)

「Mouth for War」で始まんないかなぁなんて思っていたらその通りでいきなり悶絶。その他のセットリストも一瞬たりとも「あれ、これ何のアルバムだっけ」的なことが起きず、今まで長年CDで聴いてきた答え合わせの様な感覚でした。

その他の2023年出演バンドの名盤

 
 

1位:motörhead (2010)

第5回目のスーパーアリーナで開催された公演。2日間の開催で(大阪は1日のみ)初日はヘッドライナーはKorn。他にはHalford、Stone Sour、Acceptなどで筆者が参加した2日目はヘッドライナーにガス・G編成のOzzy(RIP)を迎え、A7X、Angra、そして初来日(!)のHalestormなど両日ともにメタル好きであれば誰でも楽しめそうな盤石のラインナップ。

自分のライフワークともいえる世界で一番好きなmotörhead。その日はどこか落ち着かない状態でしたがそんな状態のまま「Iron Fist」で極悪なライヴが遂にスタート!この回も頑張って前の方まで行った甲斐があり生レミーの表情までしっかりと確認。レミーは隙あらばジャックコークを飲み、曲の間に何度もフィル・キャンベルと楽しそうに話していた(「今日の客は凄いな!またすぐ日本来ないとな!ガハハ」みたいな雰囲気)のが印象的でした。

まさか5年後のフジロックが最後になるなんて誰が予想できようか…(RIP)

その他の2010年出演バンドの名盤

 
 

line

ハードロック・ヘヴィメタルの日 過去の記事はこちら

 

メタルの日著者プロフィール

初めてリアルタイムで購入したメタリカはセイントアンガーという後追いメタラー。一番好きなメタルはスラッシュメタル。

高校の同級生に借りたMDに入っていたヌンチャク(KCHC)に衝撃を受け、ジャパニーズハードコアを聴き始めるが大学時代の洋服屋の店長の影響でUKハードコアやサイコビリー、ジャパコアなどハード系のパンクに一通りはまる。当時はメロコア/ポップパンクやミクスチャー全盛期だったのに反発し逆張りのような形でラバーソールを脱ぎ捨て、メタルを聴き始めアイアン・メイデン、モトリー・クルーなどのパッチGジャンを作る。
パンク、メタル両サイドから崇められるmotörheadこそが全ての頂点であるとこの頃に確信する。

就職時に中央線沿線に引っ越し、平日も退勤後に時間を惜しまずCDショップを巡り食費を削りながらひたすらCDを買う生活を10年程送る。
常にCDとTシャツが増え続けていくため慢性的に置ける場所を探している。

 

HARD ROCK/HEAVY METAL

最新のアナログレコード情報はこちら

レコードアクセサリー

タワレコ RECORD RUNNER

Instant Disk Audio

11

11

セブン-イレブン受け取りサービス

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) HR/HMの日

掲載: 2025年10月11日 00:00