「FOREVER YOUNG」×「マスターズチョイス」厳選盤②

タワーレコードでは、音楽大好き店長が選盤する企画「マスターズチョイス」にてワーナーミュージックが誇る150タイトル以上の洋楽名盤を再発している人気シリーズ「FOREVER YOUNG」とコラボ。タワーレコードの店長19人が同シリーズのなかから拘りの1枚を厳選してオススメ!
・厳選盤①はこちら
https://tower.jp/article/feature_item/2025/09/12/0001
厳選盤③はこちら
https://tower.jp/article/feature_item/2025/09/26/0001
Michael Franks『アート・オブ・ティー』
クルセイダーズ的・大人のメロウサウンドに陶酔の境地!マイケル・フランクス出世作!
クルセイダーズ名手達をバックに全編で大人のメロウサウンドを響かせる、マイケル・フランクス75年のメジャーデビュー盤。哀愁ギターに大人の美声を響かせるオープニング①、サンプリングネタのド定番④、泥酔的メロウエレピ炸裂⑤、午後にコーヒーの御供に抜群なソフトメロウ②を筆頭に、今後10年いや生涯聴きたい1枚。
仙台パルコ店:木原鎌介
Kraftwerk『コンピューター・ワールド』
来るべき社会。それは「今」なのか!?
時代はAI隆盛、人とコンピューターの境界線が急速に曖昧になる不安、しかし愛してしまう...。なんだか破滅的な世界を想像しますが、いたってポップでコンピューターな楽曲たちはなんとアナログシンセによるもの(驚愕)。たくさんのフォロワーたちが試行錯誤するデジタルとフィジカルの融合はイチ、ニ、サン、シの40年以上も前に完成されていたのでした。
広島店:富田純司
Blur『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』
米国産グランジ・ムーヴメントに対する英国からの返答!
アイドル的ルックスやゴシップの話題がデビュー以降増加する中、英国的センスで評価が高まった2ndアルバム!米国産グランジの攻勢に対する英国産ブリットポップを見事に表現しており、リード曲「For Tomorrow」のグッドメロディはブリットポップの代名詞といえる楽曲!ノイジーなギターにサイケ感やシューゲイズ感も時折織り交ぜ、ブラーらしいひねくれたアレンジも最高の作品!
アミュプラザ博多店:山口勝朗
The Jesus & Mary Chain『ダークランズ』
ノイズからメロディーへ。ジザメリが放つ、もう一つの衝撃作。
強烈なノイズで衝撃を与えたデビュー作から一転、内省的でメロディアスなギターポップへと見事にシフトし、ジザメリの新たな魅力を深みへと爆発させたセカンドアルバム。代表曲「April Skies」「Happy When It Rains」をはじめ、ダークな雰囲気と美しいメロディーが融合。心地よい浮遊感と切なさが溶け合い、日々の喧騒を忘れさせてくれるようなギターポップ名盤。
あべのHOOP店:土井仁志
Joy Division『クローサー』
美しく深く儚く冷たく狂おしい。。。
故イアン・カーティスの生前に完成されていたと言われる2ndアルバムにしてラスト・オリジナル・アルバム(1980年作品)。エレクトロ・ポップを纏い、そのサウンドはダークかつ耽美、エッジィかつノイジー。後世にも絶大な影響を与えた象徴的なジャケットのインパクトの如く、一度触れてしまうともう後戻りすることはできない魔力的な、NEW WAVEの金字塔です!
札幌パルコ店:中島賢
Eagles『ロング・ラン』
力強さと哀愁。そのコントラストが織りなす唯一無二の物語。
前作迄に無い洗練されたプロダクションが新鮮に響くイーグルスの70年代作品群の締めくくりとして申し分ない作品。力強くエッジの利いた①、③、⑦、哀愁が漂う名曲の②、⑩の様に動と静のコントラストが素晴らしい。特に「サッド・カフェ」の静謐な美しさはアルバムのエンディングとして完璧!!
なんばパークス店:三村優
Fleetwood Mac『タンゴ・イン・ザ・ナイト』
キラッキラの派手さとカオスが詰まった80年代POPS決定盤
彼らの代表作『Rumours』の成功を経て、その存在を見せつけるかのようなコッテコテの濃さと派手さがたまらない、個人的にはTHE 80年代のPOPSといえばコレ。曲展開がとにかくドラマチックで、M1『Big Love』に心拍数をガッツリ上げられたまま最後まで離してくれないし、今聴いてももちろん古くない。ずっとその時代のきらびやかさが眩しくて憧れてしまうアルバムです。
吉祥寺パルコ店:吉野真代
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2025年09月26日 12:00
