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劇場版公開10周年記念で再上映も決定!学園×ミリタリーアニメ『ガールズ&パンツァー』が辿った軌跡

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2015年に公開されたアニメ映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』。10周年となる2025年11月21日には、全国175館の映画館で再上映されることが決定した。そこで今回は、注目を集めているアニメ『ガールズ&パンツァー』の魅力をあらためて振り返っていこう。

●少女たちのガチ“戦車バトル”がアツい!

“ガルパン”の略称でも親しまれる『ガールズ&パンツァー』は、2012年10月から翌年3月にかけて放送されたオリジナルTVアニメシリーズ。“華道や茶道と並び、戦車を使った武道「戦車道」が大和撫子のたしなみとされている世界”を描いた、学園ミリタリー・アクション作品だ。

物語の主役となるのは、戦車道で全国大会優勝を目指す女子高生たち。作中では主人公である西住みほをはじめ、個性的な魅力にあふれたキャラクターたちが迫力満点の戦車戦を繰り広げる。

本作の舞台になった茨城県大洗町は、アニメのヒットを機にファンの間で“聖地”として有名に。大洗町側もガルパンで町興しをおこない、これまでに作品関連のギャラリー展示や町内をまわるスタンプラリーなどが開催されてきた。

なお、ガルパンはTVアニメシリーズだけでなくOVAシリーズも制作。2014年発売のOVA『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』に加え、2017年からはOVA『ガールズ&パンツァー 最終章』として全4章のシリーズがスタートし、各章は劇場でも上映されている。

さらに『ガールズ&パンツァー 最終章』の物語は、2024年に小説版「ガールズ&パンツァー 最終章(上)」としても展開された。本作は、アニメ版主人公を戦車道へと引き込んだ先輩・角谷杏の視点から最終章のストーリーを描いたもの。杏と同じチームに所属する河嶋桃の留年騒動が勃発したことをきっかけに、桃をAO入試で大学に入学させるべくチームで冬季大会に挑む様子が描かれている。

最終章のOVAシリーズを観たファンも、小説版では新たな視点からストーリーの面白さを体感できるだろう。劇場版公開10周年を迎えあらためて盛り上がりを見せる今、小説版ガルパンワールドにも浸ってみてはいかがだろうか。

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タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年08月26日 13:51