注目アイテム詳細

浜辺美波×目黒蓮で実写映画化決定!大切な人との別れを描いた“お葬式小説”「ほどなく、お別れです」とは

BookTopicks

長月天音の小説「ほどなく、お別れです」が、2026年2月に実写映画として公開されることが決定した。メガホンを取るのは、『アオハライド』や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など数々の話題作を手がけてきた三木孝浩監督。実写映画化に伴い、主演キャストの発表にも注目が集まっている。

●浜辺美波&目黒蓮が葬儀プランナー役で初共演

本作品は就職活動に全敗し、葬儀会社「坂東会館」へインターンとして入社した新人葬儀プランナー・清水美空と、彼女を厳しく指南するベテラン葬儀プランナー・漆原礼二がタッグを組み、“最高の葬儀”を目指して奮闘する感動作。

原作「ほどなく、お別れです」は長月天音のデビュー作であり、作者自身が5年に渡り夫の闘病生活を支え、死別の悲しみと向き合いながら2年の歳月をかけて執筆したという。誰しもが避けては通れない「大切な人との別れ」を丁寧に描いた本作品には、同じように悲しい想いをしている人を救いたい、そして、自身も書くことで救われるかもしれないという想いが込められている。2018年には第19回「小学館文庫小説賞」を受賞した。

実写映画で清水美空を演じるのは、映画『ゴジラ-1.0』や連続テレビ小説『らんまん』でヒロインを勤め、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも出演が決定している人気女優・浜辺美波。そして、漆原礼二役には、アイドルグループSnow Manのメンバーとして活動しながら、ドラマ『silent』や『トリリオンゲーム』シリーズ、映画『わたしの幸せな結婚』などで俳優としても注目を集めている目黒蓮が起用された。多数の話題作に出演し、演技力に定評のある2人の初共演は大きな話題を呼びそうだ。

本作品は「ほどなく、お別れです」から始まるシリーズ小説で、現在第3弾まで刊行中。漫画家・込由野しほによってコミカライズ化もされ、2025年5月にはコミック第4巻が発売された。

シリーズ第3弾となる「ほどなく、お別れです 思い出の箱」では、美空が「坂東会館」に入社して2年の月日が経過。相変わらず訳あり葬儀ばかり引き受ける漆原の助手として、「別れ」と懸命に向き合う人々が前を向いて進めるような葬儀を目指し、日々奮闘する様子が描かれている。映画化という節目を迎えた今、ぜひ原作にも触れてみてほしい。

長月天音「ほどなく、お別れです」

長月天音 著作

towerbooks

セブン-イレブン受け取りサービス

タグ : STARTO レビュー・コラム

掲載: 2025年07月08日 13:33