祝・1,000万部突破!世代を問わず愛され続ける「忍たま乱太郎」の魅力に迫る
2025年5月に、シリーズ累計発行部数1,000万部を突破したことが発表された漫画「落第忍者乱太郎」。アニメ版「忍たま乱太郎」も多くの人に親しまれており、まさに国民的人気作と呼んでも過言ではない作品だ。今回は、幅広い世代に愛され続けている「忍たま乱太郎」の魅力に迫ってみたい。
●誰からも愛される作品「忍たま乱太郎」
原作漫画は1986年1月に「朝日小学生新聞」で連載がスタートした。忍者のたまごたちが一流忍者を目指して入学する忍術学園に、親元を離れた乱太郎が入学。きり丸やしんべヱら仲間に「1年は組」で出会い、そこからドタバタ劇を繰り広げていくという内容だ。主要メンバーである3人の他にも、忍術学園教師の土井半助や山田先生らなど、次々と人気のキャラクターが生み出された。
「落第忍者乱太郎」人気をさらに拡大するきっかけとなったのが、1993年にスタートしたNHKアニメ「忍たま乱太郎」だろう。特にキャラクターに命を吹き込む声優陣には、『名探偵コナン』のコナンの声で有名な高山みなみが乱太郎を、『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィを演じる田中真弓がきり丸の声に抜擢されるなど、そうそうたるキャストが集結している。
また2011年には三池崇史監督の手によって実写映画化も果たされ、主役である乱太郎役は加藤清史郎が務めた。原作漫画は2019年12月に惜しまれつつも連載終了。しかしながらアニメ放送は現在も続いており、アニメ映画も制作されるなど人気は未だに衰えることを知らない。
2024年12月に公開された『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は予想を上回る30億円を突破するほどのヒットを記録し、人気ぶりをアピールすることとなった。「 ドクタケ忍者隊最強の軍師」は、アニメコミックとしても楽しむことができる。映画に負けないほどの迫力や緊張感があり、土井半助をめぐる物語を通して忍たまの世界にどっぷり浸れる一冊となっている。ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。
映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
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掲載: 2025年07月01日 10:23