指揮者 山田和樹がベルリン・フィルに初登場!6月15日(日)午前2:00~NHKがデビュー公演を生中継!
世界を舞台に活躍を続ける指揮者の山田和樹が、ついに世界最高峰のオーケストラ「ベルリン・フィル」にデビュー。日本人指揮者として佐渡裕以来、14年ぶりの快挙となる記念すべき演奏会を、6月15日(日)午前2:00~NHKがEテレとBSP4Kで現地から生中継します!
https://www.nhk.jp/g/pr/blog/6zra4fomdbi/
指揮者の山田和樹さんがベルリン・フィルに初登場
交響詩「ローマの噴水」(レスピーギ)/ウォーター・ドリーミング(武満 徹)/交響曲第3番「オルガン付」(サン・サーンス)
ベルリン・フィル公演情報
6月12日(木)20:00
6月13日(金)20:00
6月14日(土)19:00
※現地時間
会場:ベルリン・フィルハーモニー 大ホール
ベルリン・フィルのサイトに山田和樹のインタビュー記事掲載!
2025年6月10日「言葉を使わずに伝える 山田和樹の肖像」と題したインタビュー記事(英文)が掲載されました。
https://www.berliner-philharmoniker.de/en/stories/portraet-kazuki-yamada/
インタビューによると山田和樹はベルリン・フィルの指揮台に立つのは「60歳くらいになると思っていた」が、46歳でその知らせを受けた時、最初言葉が出ず、そして少し叫んだかもしれない、と語っています。ラトルやネルソンスがシェフを務めたバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任して以来、「主要なオーケストラからの問い合わせがますます増えている」とのこと。
オーケストラとの最初の出会いは、今回のベルリン・フィルとの初共演を含め、常に「一種のミステリー」だと語ります。「初めてオーケストラの前に立つたびに、その伝統を感じ取り、雰囲気を測ろうとします」「時には調整できることもありますが、オーケストラのアイデアに従う方が良いこともあります。言葉なしでコミュニケーションを取るようなものです」。
今回のプログラムについては、武満徹の神秘的な『ウォーター・ドリーミング』が、『ローマの噴水』のせせらぎとサン=サーンスの壮大な『オルガン交響曲』を結びつける役割を果たしているとのこと。「武満徹の音楽は、近代初期のフランス作曲家たちから強い影響を受けています」。
インタビューでは、日本語と音楽の関連性についても言及しました。「日本語では、短い単語でも数文字しかなくても、多くの異なる意味があり、それらを解読する必要があります。このような想像力は、楽譜を読む際にも役立ちます。なぜなら、音符にも同様の解釈の可能性が存在するからです」。
(タワーレコード 商品統括部 板倉重雄)
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