特集：洋楽POP2025 -今聴くべき！洋楽ポップ・シーンの最前線-

rockin'on 7月号は「ポップの最前線」特集！

rockin'on 特集：ポップの最前線

ポップシーンはいつだって「今」がすべて。新しい曲が、新しいアーティストが、新しいライブが、シーンを新しい「今」へと突き動かしていく――
シーンの最前線をひた走るサブリナ・カーペンター、チャーリーxcxのインタビュー、重要アーティストの論考文、重要アルバム10作のレビュー、そしてライター陣による座談会でポップの「今」を追う全58ページ

特集：洋楽POP2025 -今聴くべき！洋楽ポップ・シーンの最前線-

誌面の特集で取り上げられている作品を中心に、「今」のポップ名盤を紹介！
シーンの最前線をひた走るサブリナ・カーペンター、チャーリーxcxなど、雑誌と併せてこの機会に触れてみて下さい。

■Chappell Roan『The Rise And Fall Of A Midwest Princess』

心と耳を奪われる、新世代歌姫のデビュー作

4年を費やして完成させた本作は、80年代を彷彿とさせるポップ・サウンドと力強い歌唱力に心と耳を奪われるデビュー作。高いステージプレゼンスが人気に火をつけ、米ロラパルーザ・フェスティバルでは史上最大級の歴史的な集客となり、大きな話題に。"クィアのポップアイコン"誕生を確信する素晴らしい1枚。

■Charli XCX『Brat』

世界中で話題を呼んだ圧巻のハイパー・ポップ・アルバム！

スリックでシャープでミニマルなハイパーポップが満載！迷いのないプロダクションで豪快に飛ばしつつ、思いの他にリアルで傷つきやすい側面も覗かせている。SNS時代のポップ・カルチャー讃歌/困惑も盛りだくさん！ありのままをさらけ出し、豪華なアーティストたちとブラットに織りなした世界を味わえる傑作！

■Gracie Abrams『The Secret Of Us』

瞬く間にスターへと駆け上がった彼女の人気を決定づけた名作！

手紙のような真っ直ぐな歌詞とソウルフルなメロディを紡ぐグレイシー・エイブラムス。素朴なアコギとメランコリックなシンセサウンド、聴き心地抜群な歌声、まさに今と昔のテイラーの良いとこ取り。第67回グラミー賞でノミネートを獲得した「us. (feat.Taylor Swift)」も収録された注目作！

■Kendrick Lamar『GNX』

突如ストリーミング解禁された傑作がフィジカル化！

サプライズ・リリースした傑作がフィジカル化。本作では西海岸のルーツを強調し、ヒップホップの魅力がふんだんに詰まっており、2Pacやナズの精神も継承。地域性と革新を融合し、L.A.の新世代とも共鳴。『DAMN.』級の骨格を持ち、希少で、実験的なケンドリック史上最強の一撃！

■Lady Gaga『Mayhem』

自身のポップ・ルーツへ回帰した7作目

約5年ぶりのアルバム『Mayhem』は、彼女の人生の“カオス”を音楽に昇華。グラミー受賞曲にしてBruno Marsとのデュエットが実現した“DieWith A Smile”も収録。インダストリアルダンスからポップまで、ジャンルを超越したサウンドが炸裂。圧巻の音楽体験が味わえる大傑作！

■PinkPantheress『Fancy That』

2020年代型に進化させたサウンドが光る！

自身のルーツである英国文化に根差した、キッチュで楽しい新章へと踏み出した本作では、クリエイティヴなマインドとともにポップ・サウンドの最新進化系を完成。スウィートなヴォーカルとポップスからドラムンベース、ファンク、ハイパーポップなど様々なジャンルを融合。早耳リスナーなら必聴の一作！

■Post Malone『F-1 Trillion』

世界的スーパースターによる初のカントリー・アルバム

6作目となる本作は、何とカントリー・アルバム！Morgan Wallenと共演したシングル“I Had Some Help”は米のBillboard Hot 100で1位を獲得し、2020年以降で最高の週間売上とストリーミング数を記録。 ポスティーの新章とも言える仕上がりをお聞き逃しなく！

■Sabrina Carpenter『Short n' Sweet』

キャリア最高成績を記録したスウィートなポップ・アルバム！

ディズニーチャンネル出身としてアイドル的なポジションだったサブリナ・カーペンターが、アーティストとして深化し、新世代のポップアイコンとして放った傑作。80'Sポップス～AORな曲から、じっくり聴かせる大人な一面も見せる楽曲まで、溢れる情熱と才能を感じずにはいられない！