はっちゃけ男子校ノリ全開!泣いて笑ってキュンキュンできる「ぐらんぶる」の世界を紹介

2025年7月7日よりシーズン2の放送が開始されるアニメ「ぐらんぶる」。原作・井上堅二、作画・吉岡公威による人気漫画をアニメ化したもので、放送前からすでに話題沸騰中だ。
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●全裸、青春、ダイビングが織りなす唯一無二の世界観
話題の一因となったのが、主題歌のタイトル「裸でどつきあい feat. May'n」。SEAMOが手掛けた曲で、本人も「馬鹿なフリしてダメ元でこの曲のDEMOを提出したんです。タイトルも含めこんな時代に逆行した内容の曲、通るはずないだろうって思っていたら…何故か通ってしまいました(笑)」と語る。May'nも「ぐらんぶる×SEAMOさんなんて最高のタッグ!まっすぐに楽しく、心を解放した、この夏必聴のパーティーチューンです!!」とコメントしており、「ぐらんぶる Season 2」への期待は高まる一方だ。
主題歌からも分かる通り、「ぐらんぶる」はかなりはっちゃけた内容となっている。大学進学を機に海沿いの街へ引っ越してきた主人公・北原伊織がダイビングサークルに入るというストーリー。サークルメンバーの筋骨隆々の男たちは、すぐに酒を飲み服を脱ぐなどかなり男子校ノリが強く、主人公も否応なく巻き込まれ刺激的な青春が展開されていく。
公式が「全裸系青春ダイビングコメディー」と称しているように、基本的に「ぐらんぶる」はギャグ漫画だ。しかしダイビングについては真摯に活動しており、美しい海中描写も魅力のひとつ。また、泳ぎが苦手な主人公がダイビングにハマっていく様子も丁寧に描かれており、ギャグと真剣なシーンのギャップもたまらない。
さらに、作品のスパイスとなっているのがちりばめられている恋愛要素だ。主人公とヒロインたちの関係性にキュンキュンしながらどんどん読み進めていくことができる。
原作者の井上堅二は、ライトノベル「バカとテストと召喚獣」でデビュー。アニメ化された1作目に続き、2作目となる「ぐらんぶる」でもアニメ化や映画化などヒットを連発中だ。
作画の吉岡公威は「てんぷる」などの可愛らしい見た目の絵柄を多く手掛けてきた作家だが、同作では一転してマッチョの男たちを大迫力で描写。井上と吉岡の組み合わせも見事にはまっているようだ。
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勢い任せのギャグだけでなく、仲間との絆や夢への情熱、ほんのり甘い恋愛模様など、青春に欠かせない要素が詰まっている「ぐらんぶる」。シーズン2開始前に、一度原作漫画で彼らの出会いから復習してみてはいかがだろうか。
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掲載: 2025年05月08日 19:48

